公開日 17年11月25日

更新日 18年09月05日

バイアグラは保険が効く?効かない?保険が効かない時の金額は!?

日本では、EDは病気と認定されていません。そのため、ED治療は一般的に保険適用外で、ED治療薬であるバイアグラも保険適用外とされています。

ところが、なかには保険適用されることがあるのを、皆さんはご存知でしょうか?

では、どんな場合にED治療が保険適用されるのか?ED治療が保険適用された場合、ED治療薬のバイアグラも保険適用されるのか?

バイアグラの費用相場についても併せてまとめてみました。

 

バイアグラは保険適用されるのか

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勃起障害、または勃起不全と和訳されるED。

日本では、このEDが生命を脅かしたり生活に支障が出る疾患ではないとされているため、ED治療は保険適用の範囲外にあるとしています。

 

そのため、健康な一般男性が抱える勃起や性生活に関わる悩みは、一般的な生活を送るうえで大きな問題として見られていません。

 

しかし、近年の少子化や晩婚化、生涯未婚率の増加と性体験のない若者の増加といった問題から、少しずつED治療の全面保険適用化への動きが見られつつあります。

 

特に欧米諸国では、EDは生活の質を落とす問題の一つとして考えられているので、先進国ではED治療の導入が進んでいます。

 

ところが日本は、欧米諸国のように性行為や性生活自体をパートナーとのコミュニケーションの一環と捉えていないため、先進国の中でもED治療の導入はかなり遅れています。

 

日本でのED治療を受ける男性患者は、年々増加傾向にあります。

受診者は、20代~70代までと幅広く、20代男性ではED治療を初診だけで済む人も多いのが特徴です。

 

70代男性は、生殖機能の衰えもあり、再診率は増加しています。

ED治療を受ける人は、ED治療薬を使った投薬治療を行うことがほとんどです。

 

そのED治療薬であるバイアグラをはじめとした3種類の医薬品が、厚生労働省の承認医薬品として市場に出回っています。

 

しかし、その治療に関連して処方されるED医薬品バイアグラも保険が効かないのが現状です。

 

保険が効くED治療とはどんなもの?

健康な男性に対するED治療では、健康保険を使うことができません。

そのため、一般的なED治療は保険適用外であることから、全額自己負担となってしまい、その治療費は、高額になりがちです。

 

これから紹介する持病を抱えている人が勃起障害や勃起不全のED症状がある場合には、健康保険を使って治療を受けることが可能です。

 

ここでご紹介する持病とは、EDを引き起こす原因となる病気です。

皆さんも耳にしたことがあるかもしれませんが、EDを引き起こすとされる病気には、普段の生活習慣で起こる病気が主に知られています。

 

そのほかにも、加齢と共に発症率が高くなる病気、先天性疾患や後天的に発症あるいは発病したものがあり、それらを項目別にご紹介していきます。

 

生活習慣病によるもの

生活習慣病とは、食事や運動、喫煙、飲酒といった生活習慣によって発症したり、その生活習慣が疾患の進行に関わる病気のことを指します。

 

生活習慣病としてよく取り上げられる糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満は、生活習慣病の一つであり、他にもそれぞれの生活習慣によって発症する病気があります。

 

食習慣では、あまり知られていませんが大腸がんや歯周病も生活習慣病の一つです。

飲酒では、肝臓疾患。喫煙では、気管支や肺に関わる疾患なども生活習慣病の一つに挙げられます。

 

こうした生活習慣病に起因してEDが発症した場合、その治療にかかる費用は保険適用となります。

 

EDの発症要因になりやすい生活習慣病には、肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病があります。

 

これらは、循環器障害といって血管や血流の問題を引き起こす生活習慣病です。

糖尿病においては、性的刺激に対する神経による反応が鈍くなり、勃起障害や勃起不全を引き起こしやすくなります。

 

糖尿病では、循環器障害だけに問題が留まらないため、ED症状も深刻になりやすい傾向があります。

 

そもそも勃起とは、性的刺激に対する脳の神経反応と海綿体への血流量増加によって起こる生理的反応です。

 

ところが、生活習慣病で脳の神経反応と血流量の調整ができないとなると、勃起するのに必要な生理的反応を感じ取ることができません。

 

そのため、EDを治療するためには、持病の生活習慣病の治療を並行して行う必要があります。

 

生活習慣病は、治療しなければ生命の危険や生活に大きな支障が出る病気ですから、保険適用の範囲となっています。

 

生活習慣病の合併症としてEDが発症した場合、その診察料や検査費用が保険適用の範囲となります。

 

前立腺疾患によるもの

前立腺疾患には、前立腺肥大症や前立腺炎、前立腺がんといった前立腺に関わる疾患が挙げられます。

 

この、よく聞く前立腺とは、一体どこにあるか皆さんはご存知でしょうか?

 

前立腺は、クルミや栗ほどの大きさをした小さな男性生殖器の一部です。

この前立腺は、膀胱のほぼ真下にあり、膀胱から陰茎までのびる尿道を取り囲む位置にあります。

 

前立腺の一部が直腸に近接しているので、直腸に指を入れ膀胱がある方向へ動かすと、腸壁越しに触れられる場所にあります。

 

前立腺肥大症になると、この前立腺が大きくなり、尿道や神経を圧迫して、陰茎への血流低下や神経障害を招くことがあります。

前立腺炎では、この前立腺が炎症を起こすため、前立腺肥大症と同様に陰茎への血流低下や神経障害を招いてしまうことがあります。

 

前立腺がんでは、がんの発生部位や大きさ、転移場所によって、陰茎への血流低下や神経障害が起こったり、術後では病巣の切除によって、勃起不全を起こすことがあります。

 

この他にも、前立腺自体が射精の際のポンプの役割を担っているため、前立腺疾患で射精する力が弱くなると、性行為での射精感を感じにくくなりなります。

 

射精感を感じにくくなると、性行為の楽しみが薄れ、EDを引き起こしてしまうことがあります。

 

前立腺肥大症は、中年期を超えた男性に発症しやすい傾向にあります。

加齢によるEDだと思っていたら、実は前立腺肥大症だったということも珍しくありません。

 

前立腺炎は、年齢に関係なくかかる疾患です。

前立腺炎には、細菌性と非細菌性があり、急性、慢性、炎症性、非炎症性、無症候性とあります。

 

前立腺炎の症状には、痛みや発熱、血の混じった精液、頻尿あるいは尿の出が悪いといった症状に加えてED症状があります。

 

前立腺炎が原因でED症状が出ている場合は、診察料や検査費用は健康保険の適用となります。

 

脊髄損傷によるもの

病気で脊髄に疾患がある人や、事故やケガが原因で脊髄を損傷した人のなかには、陰茎への性的反応を伝える神経の活動が損なわれている人がいます。

 

男性は、性的刺激を受けると、脳が陰茎へ勃起するように信号を送ります。

通常、その信号は脊髄を通る神経から陰茎に繋がる神経へと伝達されていきます。

 

ところが、脊髄に疾患や損傷があると、その信号を上手く伝達できないため、陰茎に正しく信号が伝わらないのです。

 

そのため、勃起が不完全であったり、勃起しないという状態になってしまうのです。

 

脊髄の疾患や損傷によるED治療は大変難しく、まずは神経活動を活発にするための治療を行うことから始められます。

 

しかし、EDが治る見込みは低く、多くの人が勃起を諦めざるを得ないのが現状です。

 

脊髄の疾患や損傷によるED治療も、診察料や検査費用は保険診療範囲となります。

 

また、脊髄損傷に近いものとしては、脳疾患による脳損傷からの神経障害もEDを引き起こすことがあります。

 

脳疾患には、脳卒中や脳梗塞、脳腫瘍が挙げられます。

脳卒中や脳梗塞では、脳の血管障害によって脳器質に障害が起こります。

 

脳腫瘍では、脳の血管を取り巻きながら腫瘍組織が肥大化するため、神経障害が引き起こされます。

 

こうした脳疾患では、脳から発せられる勃起の信号を上手く陰茎へと伝えられず、ED症状が起こります。

 

脳疾患では、それぞれの病気の状態に合わせて治療が行われます。

これらの治療は、保険適用の範囲内ですから、合併症として発症しているED症状の診察料や検査費用も保険適用となります。

 

 

保険適用のED治療でのバイアグラは?

生活習慣病や前立腺疾患、脊髄損傷や脳疾患の合併症としての神経障害といったものが原因となり発症したEDでは、ED治療薬のバイアグラが処方されることもあります。

 

これらの疾患が起因して起こったEDの治療は、保険適用範囲内となります。

バイアグラも、ED治療の一環として処方されるのですが、果たしてED治療薬バイアグラの薬剤代は保険適用されるのでしょうか?

 

それぞれの疾患別に見ていきましょう。

 

生活習慣病で処方されたバイアグラの場合

生活習慣病が原因で発症したEDの場合、診療費と検査費は保険適用範囲内となります。

生活習慣病では、その病気を根治することが難しい疾患が多いため、症状を抑える薬や進行を遅らせる薬が処方されることがほとんどです。

 

それと並行してEDを患っている場合、ED治療薬のバイアグラが処方されることがあります。

 

生活習慣病自体は、放っておけば命に係わるものですから、当然その薬代も健康保険が適用されます。

 

しかし、ED治療薬バイアグラについては、飲まなくても命に別状がないこと、生活に著しい支障がないことから、バイアグラの薬剤代については健康保険の適用外とされています。

 

そのため、薬局で薬を受け取る場合、生活習慣病に直接関する薬代のみ窓口負担である1割~3割のいずれかで支払いを行い、バイアグラのみ10割負担となってしまいます。

 

前立腺疾患で処方されたバイアグラの場合

前立腺疾患が原因でEDを発症した場合、ED治療については健康保険の適用となりますが、バイアグラなどのED治療薬に関しては、健康保険の適用外となります。

 

その理由は、生活習慣病と同じです。

前立腺疾患の症状によっては、生活に支障を及ぼすことがあるため、直接の治療薬に対しては健康保険の適用が認められています。

 

ところが、前立腺疾患の症状の一つとしてEDを発症しても、そのED自体が生活に著しい支障を及ぼすわけではないことから、健康保険の適用が認められないのです。

 

そのため、EDが前立腺疾患の症状の一つであるにもかかわらず、ED治療薬のバイアグラの処方に関しては、健康保険が使えないのです。

 

前立腺疾患の診療と同時にED治療の診療を行った場合、診療費と検査費用は保険診療となります。

 

ですが、前立腺疾患の診療ではなくED治療の診療だけで受診した場合は、保険診療が使えませんので注意が必要です。

 

前立腺疾患の薬とバイアグラを処方してもらった場合の薬局での支払いは、前立腺疾患の薬が1~3割のいずれかで窓口負担をし、バイアグラは10割での支払いとなります。

 

脊髄損傷で処方されたバイアグラの場合

脊髄損傷あるいは脊髄疾患によりEDを発症した場合、ED治療について健康保険の適用となります。

 

しかし、こちらも生活習慣病や前立腺疾患と同様に、バイアグラなどのED治療薬に関してのみ健康保険の適用外となります。

 

ですから、窓口で薬代を支払う際には、脊髄の損傷や疾患で発症したED以外の症状に関しては、1~3割を負担し、バイアグラは10割負担となります。

 

脊髄の損傷や疾患で発症したED以外の症状とは、床ずれ(褥瘡(じょくそう)ともいいます)や運動不足による便秘、胃腸の働きが鈍くなっておこる消化不良といったものです。

 

こうした症状に対する抗菌剤や潤滑剤、便秘薬、胃腸薬は健康保険の適用が認められています。

 

その理由には、生命の危険が予想される症状と生活に支障が出る症状があるからです。

たとえば、床ずれ。

 

床ずれとは、常に体の一部が衣服や寝床に当たっていて、細胞が壊れてしまうことによって起こる症状です。

 

床ずれが酷くなると細胞が壊死し、そこに細菌が付着したり繁殖したりすると、壊死の範囲が広がっていきます。

 

壊死は、皮膚表面だけでなく、皮下組織にまで及びますから、細菌が血管内に入り込むと、敗血症を誘発します。

 

敗血症を誘発すると、血流に乗って細菌が全身に広がり、内臓の細胞を壊していきます。

それによって、臓器が正常に働くなり、死に至ることもあります。

 

便秘も、放置しておくと腸内に有毒ガスが溜まり、それが血管に入り込むことによって脳へダメージを与えてしまったり、腸が詰まり腸の破裂を引き起こすことがあります。

 

消化不良においては、胃腸の働きが悪くなることによって栄養の吸収がわるくなり、代謝不良を起こしてしまうことがあります。

 

代謝不良を起こすと、体調が整わなくなり、生活の質が悪くなってしまいます。

 

これらに比べると、バイアグラを飲まないことによって引き起こされる直接的な症状はED以外にありませんから、健康保険を適用する根本的な理由から外れてしまうのです。

 

また、脳疾患によって起こるEDについても同様に、脳疾患に直接関係のある薬剤については、健康保険の適用となりますが、バイアグラは保険適用の範囲外です。

 

 

バイアグラはいくらで購入できる?

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バイアグラが保険の適用外であることは、おわかりいただけたかと思います。

では、保険が効かないバイアグラは、いったいいくらで購入することができるのでしょうか?

 

ED治療専門クリニックや一般的に処方せんを取り扱っている薬局で購入した場合、1錠当たりどれくらいの金額なのかを見ていきましょう。

 

今回、インターネット通販サイトで売られているバイアグラは、バイアグラの薬代としての情報元から外しています。

 

理由は、次の通りです。

 

  • 模造品が混入している可能性がある
  • 模造品と正規品の区別がつきづらい
  • 正規品と謳っているが偽りである可能性がある

 

以上の理由から、正規品のバイアグラの薬代を見るうえで、インターネット通販サイトでのバイアグラの薬代を対象にするのは相応しくないと判断しています。

 

さて、今回価格を見るにあたり、対象としているバイアグラを紹介しておきましょう。

厚生労働省の承認を得ている先発医薬品のバイアグラ25㎎錠と50㎎錠、それから後発医薬品のバイアグラOD錠25㎎と50㎎錠の4種類が対象薬剤です。

 

 

バイアグラ錠の薬代

先発医薬品のバイアグラは、ファイザー製薬が製造販売しています。

ファイザー製薬が製造販売しているバイアグラには、10㎎錠、25㎎錠、50㎎錠、100㎎錠

の4種類があります。

 

違いは、有効成分シルデナフィルクエン酸塩の含有量にあります。

たとえば、10㎎錠には有効成分シルデナフィルクエン酸塩が10㎎配合されています。

 

同様に、25㎎錠には25㎎、50㎎錠には50㎎、100㎎錠には100㎎の有効成分が配合されているのです。

 

しかし、厚生労働省によるバイアグラの承認は10㎎錠、25㎎錠、50㎎錠の3種類だけで、100㎎錠は承認されていません。

 

この理由には、欧米人と日本人の体格差が筆頭に挙げられています。

他にも、有効成分の含有量が多くなるほど副作用が現れるリスクが高くなるため、安全性の観点から承認が見送られているのがその理由です。

 

今回ご紹介するバイアグラを25㎎錠と50㎎錠の2種類に絞っているのは、10㎎錠が一般的なED治療で利用されていないためです。

 

10㎎錠は、生活習慣病や他の疾患によりバイアグラの副作用リスクが高い人に処方される医薬品であり、一般男性に処方されるバイアグラではありません。

 

一般的には、25㎎錠と50㎎の2つがED治療の処方薬として出されています。

 

そのため、今回紹介するバイアグラからは、10㎎錠のバイアグラを除外しています。

加えてお伝えしておきますと、バイアグラ10㎎錠も25㎎錠や50㎎と同様に保険適用外です。

 

バイアグラ25㎎錠の場合

先発医薬品のバイアグラ25㎎錠は、ED治療を始めたばかりの人や50㎎錠で副作用が酷い人などに処方されます。

 

形状は、バイアグラ50㎎錠よりも若干小さく、飲みやすくなっています。

 

このバイアグラ25㎎錠は、1錠当たりの価格が1,300円です。

1シートにつき10錠ですので、1シート当たりの価格は13,000円となります。

1箱当たり20錠が同梱されていますので、1箱で購入すると26,000円が薬代となります。

 

1錠を毎日飲むと考えれば、ひと月を30日で換算しても39,000円なので、あまり手頃な価格とは言い難いでしょう。

 

しかし、軽いEDの人やセックスの頻度が1週間に数日と少ない場合は、1シート程度の購入でも足りるかもしれません。

そうであれば、全く手が出せないというほどの金額ではないでしょう。

 

バイアグラ50㎎錠の場合

先発医薬品のバイアグラ50㎎錠は、バイアグラ25㎎錠では効果が薄いと感じる人に処方されることが多いED治療薬です。

 

バイアグラ25㎎錠に比べると、副作用が出やすいというリスクがあります。

 

ですが、それだけやはり効き目が強いのでしょう。

バイアグラ25㎎錠ではあまり反応しなかったペニスが、元気になった、最後まで中折れすることがなかった、といった声があるほどです。

 

バイアグラ25㎎錠と比べると有効成分が2倍ですから、それが価格にどう影響しているのか、見てみましょう。

 

バイアグラ50㎎錠の価格は、1錠当たり1,500円です。

こちらもバイアグラ25㎎錠と同じように、1シートにつき10錠となっています。

1シート当たりの価格は、15,000円。

1箱には、バイアグラ25錠と同様に20錠が同梱されています。価格は、30,000円です。

 

1錠だけで見てみると、有効成分が2倍になっているわりには、安く感じられます。

ただ、やはり日々の服用を考えると、決して安い金額でないことがわかります。

 

バイアグラOD錠の薬代

バイアグラOD錠は、別名バイアグラジェネリックとも呼ばれています。

このバイアグラOD錠は、日本国内にある2つの製薬会社で製造販売されていました。

 

  • 東和薬品株式会社
  • キッセイ薬品工業株式会社

 

2016年10月から、ファイザー製薬もバイアグラOD錠の販売に乗り出しましたので、現在では3社が競合している状態です。

 

これまでバイアグラOD錠は、先発医薬品のバイアグラと同じ錠剤タイプでした。

しかし、価格競争や飲みやすさ、副作用の発現率の低さなどから先発医薬品のバイアグラよりもバイアグラOD錠を選ぶ患者が増えたこともあって、バイアグラが衰退し始めました。

 

これに危機感を覚えた先発医薬品のバイアグラ製造販売元であるファイザーが、自らバイアグラの後発医薬品の製造販売に乗り出したのです。

 

ファイザー製薬から販売されている後発医薬品のバイアグラOD錠は、前出の東和薬品やキッセイ薬品から出ているバイアグラOD錠と異なり、唯一のシートタイプです。

こちらも、キッセイ薬品から出ているバイアグラOD錠同様に、25㎎と50㎎の2種類が販売されています。

 

バイアグラOD25㎎錠の場合

バイアグラの後発医薬品(バイアグラOD錠)を製造販売している製薬会社ごとに、価格を見ていきます。

 

シルデナフィル錠25㎎VI「キッセイ」は、キッセイ薬品が製造販売しているバイアグラの後発医薬品です。

 

「バイアグラ」という名称は、ファイザー製薬のシルデナフィル製剤錠の一般販売名のため、他の製薬会社でその名を使うことはできません。

 

そのためキッセイ薬品では、販売名を「キッセイ」とし、バイアグラと同じシルデナフィル製剤であることがわかりやすいように外箱に明記しています。

 

このバイアグラOD錠であるシルデナフィル錠25㎎VI「キッセイ」の価格は、1錠当たり650円です。

 

1シートに10錠入っており、1箱に2シート同梱されていますので、合計20錠が1箱に入っています。

 

1シート当たりの価格が6,500円。1箱では13,000円です。

 

先発医薬品のバイアグラ25㎎錠が1錠1,300円ですから、キッセイはその半額とかなり安価です。

 

1ヵ月間、毎日服用しても19,500円~20,150円です。

バイアグラ25㎎錠と比較すると、かなりお手頃価格と言えるでしょう。

 

続いて、先発医薬品バイアグラの製造販売元でもあるファイザーが販売しているバイアグラOD錠のシートタイプ「バイアグラODフィルム」を見てみましょう。

 

バイアグラODフィルムは、シートタイプになっており、シート1枚ずつ袋で閉じられています。

 

そのため、ポケットやバッグに入れて持ち運びしやすく、水なしで服用できるタイプなので、必要時にすぐ服用できるというメリットがあります。

 

ただ、先発医薬品のバイアグラ同様に飲み方や飲むタイミングに注意が必要です。

先発医薬品のバイアグラが空腹時以外に服用すると効果が半減するように、このバイアグラODフィルムも空腹時の服用が推奨されています。

 

バイアグラODフィルムは、1枚ずつの処方となります。

フィルム1枚当たりの価格は、つい先日まで1,500円とジェネリックにしては割高でした。

ところが、2017年9月に入り、販売元のファイザー製薬より価格改定の通達が出、フィルム1枚当たり1,000円に引き下げられました。

 

これでもジェネリックにしては、かなり高価だと感じますが、先発医薬品のバイアグラ25㎎錠が1錠1,300円ですので、若干価格が安くなったとみることができます。

 

バイアグラOD50㎎錠の場合

バイアグラOD50㎎錠の価格も製薬会社別に見ていきます。

 

シルデナフィル錠50㎎VI「トーワ」は、東和薬品株式会社が製造販売しています。

1錠当たり1,000円です。

 

1シートに10錠、1箱に2シートで合計20錠が同梱されており、1箱当たりの価格は20,000円です。

 

東和薬品から販売されているバイアグラジェネリックは、この50㎎錠のみです。

 

他のバイアグラOD錠との違いは、薬自体に味が付いていることです。

味は2種類用意されており、コーヒー風味とレモン風味があります。

 

シルデナフィル錠50㎎VI「キッセイ」は、バイアグラOD錠25㎎でご紹介したキッセイ薬品が製造販売している「キッセイ」の50㎎版です。

こちらの価格は1錠当たり1,000円で、東和薬品から出ているバイアグラOD錠と価格に差はありません。

 

最後に、ファイザー製薬から販売されている唯一のフィルムシートタイプのバイアグラです。

 

バイアグラODフィルム50㎎も、25㎎フィルムと同様に価格改定されています。

以前は、フィルム1枚当たりの価格が2,000円でしたが、現在は1,500円です。

 

 

クリニックで処方されるバイアグラの相場

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先発医薬品、後発医薬品どちらであっても正規品のバイアグラを購入する場合、医療機関で処方してもらうことになります。

 

個人輸入でも購入が可能ですが、購入したバイアグラが模造品であることも多く、素人が見分けることは困難です。

 

医療機関からのバイアグラであれば、確実に正規ルートを通ってきた本物のバイアグラですから、安全性の面で見ても医療機関で処方してもらうことがベストです。

 

バイアグラは、ED治療を行うクリニックや病院であれば、どこででも処方してもらえます。

 

ただし、ED治療は基本的に健康保険の適用外ですから、自由診療という扱いになります。

自由診療では、医療機関や薬局で自由に価格を設定することができます。

 

そのため、クリニックという同じ括りでも、AのクリニックとBのクリニックでは、バイアグラの金額が違うということはよくあることです。

 

EDクリニックでのバイアグラの費用

ED治療を行うクリニックといえば、泌尿器系の医療機関あるいはED治療専門のクリニックです。

 

ED治療専門のクリニックで処方されるバイアグラの価格相場は、次の通りです。

 

  • バイアグラ25㎎錠…1,000円~1,300円
  • バイアグラ50㎎錠…1,500円~2,000円
  • バイアグラOD25㎎錠…500円前後
  • バイアグラOD50㎎錠…1,000円前後

 

一般的なクリニックでのバイアグラの費用

一般的なクリニックというのは、いわゆる泌尿器系のクリニックのことです。

泌尿器系のクリニックで処方された場合、ED治療専門のクリニックよりも費用がやや高くなることがあります。

 

これは自由診療による価格設定の内訳に関連してくることなのですが、全額自己負担の薬では健康保険が使えないため、医療機関または院外薬局の利益を薬代に上乗せしています。

 

これは、ED治療専門クリニックでも同じことを行っているのですが、ED治療専門クリニックと異なるのは、利益の分散ができないところにあります。

 

ED治療専門クリニックのように扱う処方薬全てが自由診療の対象の場合、全てに利益を分散させて患者から回収することが可能です。

 

しかし、一般的なクリニックの場合、健康保険が使えるものには10割の診療費から患者負担分を差し引いた7割または9割で利益を賄わなくてはなりません。

 

ですが、バイアグラのように自由診療の薬剤に対しては、健康保険で賄い切れない利益分を上乗せして回収することができるため、やや割高になってしまうのです。

 

そのため、一般的なクリニックでのバイアグラの費用は次のようになります。

 

  • バイアグラ25㎎錠…1,300円以上
  • バイアグラ50㎎錠…1,500円以上
  • バイアグラOD25㎎錠…500円以上

 

まとめ

Thumb notebook

EDで悩む男性にとっては、必需品ともいえる存在、バイアグラ。

しかし、現在の日本国内ではまだ保険診療の対象となっていないため、残念ながら全額自己負担と、EDに悩む男性の皆さんにとってかなり懐の痛い思いをしなくてはなりません。

 

国内でバイアグラが保険を使えるようになるのには、まだまだ時間がかかりそうです。

ですが、ED治療専門クリニックであれば、少なくとも一般的なクリニックよりも安価に手に入れることができます。

 

安全に勃起力を回復させたいのであれば、バイアグラはED治療専門クリニックを利用されることをおススメいたします。

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