公開日 18年05月15日

更新日 18年09月05日

包茎の種類は全部で4種!?危険度や包茎が原因の病気、治療法を解説

包茎、と言っても1種類ではないことをご存知ですか?実は包茎は4種類あり、種類によっては治療をしたほうが良かったり、そのままでいい場合とバラバラです。

 

自分のペニスが包茎なのか、包茎ならどのタイプであるのかをしっかり理解している人は少ないですよね。

 

しかしペニスについて悩んでいたとしても、周りに相談はしづらいもの。自分のペニスを見てもらうわけにもいかないし、と悩んでいる男性は意外に多いのです。

 

そこで今回、包茎の種類を全て解説しますので、是非チェックしてみてください。治療した方が良い包茎はどういうものなのか、包茎で病気になる可能性はあるのか。全て解説していますので、参考にしてください。

 

常に剥けているペニス以外はぜんぶ包茎

Thumb atamagaitai

意外に知られていない事実ですが、実は包茎と言うのは、「通常時亀頭が見えていない全てのペニスの状態」を指す言葉です。

 

つまり、通常時にかぶっているペニスは全て包茎である、ということですね。剥けることがないペニスを包茎だと思っていた人にとって驚きの事実なのではないでしょうか?

 

では、実は多い包茎の人の特徴はどういうものなのか解説します。また、包茎は異常なことなのかどうかについても説明しているので、ペニスで悩んでいる人はまずここをチェックしてみてください。

 

包茎の人の特徴

包茎の種類で包茎の人の特徴は変わってきます。大体どのような特徴を持つ人が包茎になりやすいのか、まず以下を見てください。

 

  • 思春期にオナニーを毎日尋常じゃないほどこなしていた
  • 勃起しやすい
  • 包皮の入り口が狭い
  • ペニスの先端が細い
  • 肥満である

 

この5つの特徴、全て当てはまった人が包茎の人の特徴なのではなく、どれか一つでも当てはまると包茎になる可能性があるという特徴です。

 

普段は皮が被っていて、今まさに自分が包茎であることを知った人は、上記の特徴がひとつでも当てはまっているのではないでしょうか?

 

包茎は異常?

包茎かもしれないと悩むとき、一番気になるのは包茎が異常なことかどうか、です。実は包茎は特別異常なことではありません。

 

というのも、包皮は二次性徴で亀頭が現れるか現れないか決まっているものであり、特別現れなければ異常であるということでもないのです。

 

しかし包茎を気にする男性はとても多いですよね。それは何故なのか。実は男性の包茎コンプレックスは昭和50年以前にはなかったものと言われています。

 

参考に澁谷知美さんの論文「戦前期日本の医学界で仮性包茎カテゴリーは使われていたか」に高須クリニックの高須克弥院長が鈴木おさむさんと対談された時の会話文が紹介されていたので引用します。

 

僕が包茎ビジネスをはじめるまでは日本人は包茎に興味がなかった。僕、ドイツに留学してたこともあってユダヤ人の友人が多いんだけど、みんな割礼しているのね。ユダヤ教徒もキリスト教徒も。ってことは、日本人は割礼してないわけだから、日本人口の半分、5千万人が割礼すれば、これはビッグターゲットになると思ってね。雑誌の記事で女のコに「包茎の男って不潔で早くてダサい!」「包茎治さなきゃ、私たちは相手にしないよ!」って言わせて土壌を作ったんですよ。昭和55年当時、手術代金が15万円でね。

引用元:澁谷知美/戦前期日本の医学界で仮性包茎カテゴリーは使われていたか

 

つまり、包茎が普通であった時代がある、ということです。大手の包茎の美容手術を行っているクリニックでも、包茎手術の歴史は20年ほどです。

 

包茎コンプレックスの歴史は非常に浅いことがここでもわかります。だからこそ、包茎自体は異常とは言えないのです。

 

ヨーロッパで剥けている人が多い理由

日本はヨーロッパと比べて包茎の割合が多い、という話を聞いたことがありませんか?そして「日本人だから包茎?」と悩んでいる人も居るかもしれませんね。

 

実はこれ、割礼の文化が根付いているかどうか、という話でもあります。割礼、日本ではあまりなじみのない単語です。

 

上でも出てきた割礼というのは、陰茎の包皮を切り取る風習・儀式のことです。実はこの割礼、ヨーロッパでは昔からある根付いた文化なのです。

 

WAIT BUT WHYという海外のサイトで世界の割礼の割合を世界地図で見ることができます。この地図を見てみると、日本の割礼普及率は0-20%です。

 

対してヨーロッパやアフリカでは割礼の普及率20-100%です。割礼は生後間もなく、または少年の頃に行われるとされているので、100%の地域だと成人男性の包茎率は0%ということになりますね。

 

ヨーロッパ男性に包茎の人が少ないというのは、文化の違いが大きいので、決して日本人だから包茎になりやすいというわけではないのです。

 

自然に剥ける人は2割ほど

情報メディアサイトSTANDの【「仮性包茎は気にしなくても大丈夫!?」包茎の疑問を専門家に聞いてみた】の記事中に浜松町第一クリニックの竹越院長が以下のことをおっしゃっています。

 

「日本人男性の6~7割は仮性包茎だといわれていますよ。つまり平常時も勃起時も亀頭が常に完全露出している、いわゆる『ズル剥け』の人は全体の2割もいないのではないでしょうか。ほとんどの人が仮性包茎です」

引用元:STAND/「仮性包茎は気にしなくても大丈夫!?」包茎の疑問を専門家に聞いてみた

 

日本には割礼の文化がありませんから、剥けている人と言うのは自然に剥けた人ということでもあります。つまり自然に剥ける人と言うのは2割ほどということになりますよね。

 

このことから見て、日本人の包茎率の高さや包茎であることは異常ではない、という結論に至りますが、しかし包茎の種類によっては手術を受けたほうが良いものも存在します。

 

包茎によっては病気の原因になりますから、自分はどの包茎なのか見極めることはとても大切なことです。

 

 

包茎の種類と原因

Thumb arafour

包茎の人の特徴や包茎が異常ではない、ということまでわかったところで包茎の種類を解説します。包茎の種類は4つです。

 

一般的には仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の3つの包茎が紹介されていることが多いのですが、埋没包茎と言う少し特殊な包茎もあるので、そちらも併せて解説していきます。

 

仮性包茎

日本人の多くは仮性包茎と言われています。自分のペニスが包茎かどうか悩んでいる人の多くは、この仮性包茎だからこそ悩んでいるのではないでしょうか?

 

簡単に言うと、通常時は亀頭が見えていないけれど勃起時、または勃起してから手で包皮をスライドさせると亀頭が出てくる状態を仮性包茎と呼びます。

 

特に生活上問題なく過ごせるのが仮性包茎で、包茎の中でも危険度は一番低いのでそこまで危険視する必要はありません。

 

ですが、仮性包茎の状態の保ち方、例えば長時間汚れをそのままにしていたりすると仮性包茎でも危険度は増しますから、そこは注意するようにしてください。

 

また、仮性包茎は包茎の中では危険度が低いと言っても仮性包茎の中でも重度の仮性包茎の場合は治療を受けたほうが良い場合もあります。

 

特徴

  • 軽度:勃起すると亀頭が現れる
  • 重度:勃起しても亀頭は現れず、スライドすると現れる/皮が厚い

 

軽度でも重度でも、亀頭がすんなり現れるという特徴があります。ただし、重度だと一度亀頭を出してもすぐに戻るなどします。

 

勃起した時に無理やりに剥いたらやっと出る、という場合は仮性包茎ではありません。カントン包茎なので注意しましょう。

 

原因

仮性包茎は、ペニスが小さい、または皮が長すぎることが原因です。特に思春期にオナニーを毎日尋常じゃないほどこなしていた人、勃起しやすい人は仮性包茎になりやすいです。

 

思春期のペニスが大きくなるべき時期にオナニーばかりしていると、成長するための栄養が足りずにペニスも成長できないという事態が起こります。

 

血行不良でもペニスの成長は止まりますから、肥満が原因の血行不良でもペニスが成長しきれず仮性包茎になることがあります。

 

オナニーを過剰にしていると皮が伸びますから、これも仮性包茎の原因になるため気を付けたいですね。

 

注意点と治療法

仮性包茎で注意したいのは衛生面です。剥かずに洗ったり放尿後に清潔にしないと細菌が包皮の中で繁殖してしまいます。

 

亀頭の周りで炎症や性病が誘発することがあり、病気のリスクが高まるので仮性包茎はお風呂の時、必ず剥いて洗うようにしましょう。

 

包皮が被ったまま置いておくと臭いもこもりやすくなりますからその点も気をつけてみてください。

 

気にならないのであれば治療は必要ありませんが、気になって自信が持てない、性交時に亀頭が敏感になり過ぎて痛い、という場合は治療も視野に入れましょう。

 

仮性包茎の手術は、亀頭直下埋没法が最もポピュラーです。余った皮を切り、縫合する簡単な手術で、10万円前後で受けられます。

 

真性包茎

包茎と言えばこの真性包茎を思い浮かべる人の方が多いのではないでしょうか。真性包茎と言うのは剥こうと頑張っても中々剥けないペニスのことを指します。

 

勃起をしても皮だけパッツンパッツンになってしまい、亀頭が見えることはありません。頑張って剥こうとすると痛みが走るのも、真性包茎の特徴です。

 

産まれたばかりの頃は誰しも真性包茎だったので、特に珍しくはありませんが、思春期に大きくなっていくペニスに合わせて皮を剥くなどしないと成人しても真性包茎のままになることも。

 

真性包茎は保険が適用される包茎であることを見ても治療した方が良い包茎ですから、自分で無理に剥くよりは病院で適切な治療を受けたほうが良い包茎と言えます。

 

特徴

  • 頑張っても皮を剥けない
  • 皮を剥こうとすると痛い
  • 亀頭が出てこない
  • ペニスが臭くなりやすい
  • ペニスが小さい
  • ペニスが先細りしている
  • 無理に皮を剥いたら裂けて炎症が起こりやすい
  • 亀頭と皮が癒着している

 

真性包茎は頑張っても自分ではどうにもできない包茎です。危険度レベルは高く、自力で頑張っても血が出てしまうことも。

 

強い痛みが走る場合は、自分で剥こうとせずに病院で治療を受けるようにすることをおすすめします。

 

原因

成長期に皮を剥かなかったり、体質的に剥けなかった人が真性包茎になりやすいです。

 

成長期にペニスは大きく成長しますが、それを剥かずに放っておくと、ペニスは成長しきれずに小さい・先細りなどの状態のままになってしまいます。

 

また、成長期に頑張って剥こうとしても血が出たり、皮が裂けるなどして剥けなかった、という場合も皮はそのままですから真性包茎のままとなります。

 

注意点と治療法

真性包茎が問題視されているのは、皮が常に被っていることで包まれた亀頭を洗えないためです。

 

いくら剥けない状態であっても、放尿も射精もその状態でしますよね。放尿や射精は汚れをためる原因になり、その汚れをためたままにしておくと細菌が繁殖しっぱなしになります。

 

これら垢をためるとどうなるか、最悪、亀頭や包皮に現れる悪性腫瘍、陰茎ガンのリスクが出てきてしまうのです。

 

陰茎ガンの他にも、細菌が繁殖しやすいペニスのまま女性と性行為をした時に、性病のリスクも高まりますから注意しましょう。

 

真性包茎は保険適用なので、ポピュラーな環状切開術での手術なら合計4万円ほどで手術を受けられます。

 

カントン包茎

包茎の中でもマイナーなので、どういう包茎かイマイチわからないという人も多いカントン包茎と言う包茎は、一見仮性包茎に見える包茎です。

 

カントン包茎は真性包茎とは違って、一応剥けます。しかし仮性包茎のようにすんなり剥けることはありません。

 

頑張って亀頭部分から包皮を下へずらし、やっと亀頭が出てきますが包皮の入り口が狭すぎてカリ首のほうが包皮で締め付けられ、亀頭がうっ血します。

 

また、一度剥いたとしても二度目も痛いのがカントン包茎なので、包皮を剥く時に毎回剥けるけど痛みが走る人は仮性包茎ではなくカントン包茎です。

 

剥いた後、勃起したままだと皮が戻ってくれなかったり、包皮を剥いたまま性行為をすることで包皮が切れてしまうこともある、注意が必要な包茎です。

 

特徴

  • 剥けるけれどすんなり剥けない
  • 包皮の入り口が狭い
  • 亀頭が大きい
  • 包皮を剥いたら亀頭が赤・または紫色にうっ血する
  • 包皮を剥く時に毎回痛い
  • 剥いた後、中々包皮を戻せない

 

カントン包茎は仮性包茎と似た包茎ですが、限りなく真性包茎です。仮性と真性の中間の包茎ですね。

 

包皮の入り口が狭い、または亀頭が大きいための包茎なので、無理に剥くと包皮が裂け、大変危険です。

 

万が一、既にもう裂けてしまって亀頭が腫れてしまった場合、そしてもとに戻らない場合、一部が壊死してしまう可能性があるのでペニスが腫れたと感じたら病院に行きましょう。

 

原因

カントン包茎はペニスと包皮のバランスが悪いことが原因です。真性包茎の人が包茎を気にして自分で強引に包皮を剥くとカントン包茎になることがあります。

 

強引に包皮を剥いて包皮が裂けることを続けていると、包皮と亀頭が癒着してしまうこともあるため注意しましょう。

 

注意点と治療法

カントン包茎は「亀頭が出るからそのまま頑張れば脱包茎できる包茎」と認識されがちな包茎ですが、包皮を剥く時に傷ができるため実は剥き続けていても脱包茎にはなれません。

 

カントン包茎の原因はペニスと包皮のサイズが合っていないことですから、無理に剥き続けていても包皮や亀頭を傷つけてしまうだけです。

 

できたら、洗う時以外は剥かず、勃起時も無理に剥かずにかぶったままである方が、カントン包茎は安全でしょう。

 

カントン包茎で亀頭が腫れてしまった場合は速やかに医師の診断を受けてください。場合によっては緊急手術もあり得ます。

 

カントン包茎は保険がきき、真性包茎と同じ環状切除術で合計4万円ほどの費用で治療できます。

 

埋没包茎

包茎の中ではマイナーな埋没包茎はあまり紹介されていない包茎です。ですが誰しもなる可能性のある包茎ですので、知っておいて損はないでしょう。

 

埋没包茎と言うのは名前の通り、埋まってしまっている包茎になります。太ったらペニスが見えなくなった、という人はこの埋没包茎に当たります。

 

お肉にペニスが埋まってしまうため、パッと見た時にペニスがとても小さく見えます。人によってはペニスが半分以上も埋まってしまうこともあります。

 

皮を剥いても肉で皮が押し戻されるため、性行為の時にスキン着用が困難になることも。また、ペニスの先端部分しか出ないため性行為の時のピストンが難しいと感じやすいです。

 

特に埋没包茎というわけで真性・カントン包茎と併発しているわけでなければ治療は必要のない包茎ですが、肥満による健康被害は計り知れないためその意味では治療した方が良いでしょう。

 

特徴

  • 肥満体質
  • ペニスが肉で埋まって見えない
  • ペニスがとても小さく見える
  • 皮を剥いても肉で皮が押し戻されてしまう

 

埋没包茎は、肥満体質になると誰しもなる可能性を秘める包茎です。そのため、仮性包茎や真性包茎、カントン包茎との併発もあり得る包茎になります。

 

原因

埋没包茎の原因は肥満です。そのため、中年太りで埋没包茎になってしまった、という人も中にはいるでしょう。

 

ペニスが元々小さくて埋没してしまう人も中には居ますが、そのどちらも治療方法は変わりません。

 

 

注意点と治療法

埋没包茎は真性包茎、カントン包茎との併発でなければ特に問題のない包茎ですが、皮が被った状態で維持されやすい包茎であるため、衛生面では気を付けたい包茎です。

 

特に肥満が過ぎてペニスをうまく洗えない状態になると、清潔を保てないこともあるため注意しましょう。

 

また、肥満体質は健康被害が計り知れませんから、埋没包茎を機に体質改善に乗り出してみてはいかがでしょうか。

 

埋没包茎の場合、保険は適用外ですが治療はできます。埋没包茎の治療は長径手術と言って、ペニスを引き出す手術を行います。

 

費用は10万円から50万円とあり、手術方法やクリニックで変わってきます。診察しなければ費用がわからないことが多いですが、平均的に35万円前後です。

 

 

包茎のメリット・デメリット

Thumb iinebusinessman

包茎の人の特徴や包茎の種類がわかったところで、では包茎には悪い面しかないのか、というお話に参りましょう。

 

種類だけを見てみると、包茎であることはデメリットしかないように思えてきますが本当にそうなのでしょうか?

 

包茎にメリットがあるのであればどの部分がメリットなのか、そして明確なデメリットとして何が挙げられるのか、確認してみましょう。

 

包茎のメリット

  • 亀頭が守れた状態で傷つきづらい
  • 性行為の時の摩擦を減らせる
  • 包皮は性感帯でもあるため剥けているより気持ちが良い

 

包茎のメリットと言えば何と言っても、包まれているからこその安全性です。真性もカントン包茎も、無理やり剥かない限りは亀頭が痛むことはありません。

 

また、性行為の時の摩擦からも亀頭を守られるため、その点も安心できるのが包茎のメリットです。

 

そして包茎であると、感度が増しやすいことをご存知ですか?実は包皮の包皮小帯という部分は性感帯になっており、気持ちが良いスポットでもあるのです。

 

早漏治療でも、包皮小帯をカットする治療が行われるくらい、包皮は気持ちが良い部分でもあるのです。

 

そのため、包皮をカットするくらいなら治療をしないという選択をする人も中には居ますが、最近では包皮を極力残す包茎治療もありますので、安心してください。

 

包茎のデメリット

  • 病気のリスクが高まる
  • 病気を移してしまうこともある
  • 臭くなりやすい
  • 自信が持てない場合もある
  • 早漏になってしまうことがある
  • 包茎の種類によっては放尿時に曲がってしまう
  • ペニスが短小になりやすくなる

 

包茎のデメリットで一番重要視したいのが病気のリスクが高まるという点です。包茎は、皮が被った状態ですから、菌が繁殖しやすいですよね。

 

雑菌だらけのペニスは免疫が高い時ならば問題がありませんが、例えば風邪などの時は普段問題のなかった菌でも影響を受けることがあり、病気になりやすくなります

 

また、自分は免疫がついていても性行為をする相手によっては免疫がなく、自分は大丈夫でも相手は性病にかかってしまった、という事態に陥ってしまうことも。

 

そして雑菌は性病もそうですが、臭いの元にもなりやすいものですから、ペニスが臭くなりやすいというデメリットが包茎にはあります。

 

特に真性包茎・カントン包茎は楽に剥けないため、中を清潔に保ちづらいですよね。外側をいくら洗っても中の臭いはごまかせません。

 

そんな包茎は男性の自信も委縮させてしまうようです。男性が並大抵ならぬ気持をペニスに持っているのは、ペニスを男のシンボルだと表現することからも読み取れます。

 

しかし男のシンボルである自身のペニスが被っていると、男として至らないのかもしれない、変なのかもしれない、と自信が持てなくなり性行為に対しても意欲的になれないことも。

 

包茎のメリットで包皮は性感帯であることを挙げましたが、これが原因で早漏になることもあります。

 

包茎は皮が被ってしまっているため、放尿時に尿がまっすぐ飛ばず、最悪飛び散ってしまうことも。掃除が大変だというデメリットもありますね。

 

包茎であることにより、ペニスが成長しきれずに短小になる可能性も出てきますので、これらデメリットを見て治療するかどうかを決めるのもいいでしょう。

 

 

包茎は病院で治療を受けたほうがいいの?

Thumb suitgirls

包茎は特に、真性包茎やカントン包茎でないのであれば必ずしも治療をしなければならないという事はありません。

 

最初にお話しした通り、包茎と言うのは剥けているもの以外の全てのペニスのことを指すためです。特に日常的に問題がないのであれば、必ず治療が必要と言う事はありません。

 

異常なことでもありませんし、特に自分で気にならない・痛みもない状態であれば、ちゃんとお風呂の時に洗うようにしておけば問題ないでしょう。

 

ただし、必ずしも病院での治療は必要というわけではありませんが、自信が持てない場合と、炎症を繰り返す場合は病院での治療も視野に入れておいた方が良いと言えます。

 

それはどうしてなのでしょうか?それぞれ詳しく解説します。

 

自信が持てないなら治療を受けたほうがいい

包茎は異常なことではありませんが、もし包茎であることにより自信が持てない場合は治療をするということも選択肢に入れておいた方が良いかもしれません。

 

包茎コンプレックスが根付いたのは最近の話ですが、ペニスに自信がない人が包茎が特に昔は問題のなかったことであることを知っても、中々割り切れないのではないでしょうか。

 

しかし、包茎を放置していてもこれから先、自然に剥けていくという保証はありませんし、成長期を過ぎたペニスが自然に剥けるようになることは稀です。

 

ペニスに自信が持てずに恋愛や性行為に踏み切れない、ペニスさえ問題がなければ頑張れる、という状態であれば、まずは医師へのカウンセリングに踏み切ってみましょう。

 

炎症を繰り返す場合は治療しよう

もし、特に包茎であることは気にしていないけれど、ペニスを剥くたびに痛みが走る、血が出て放置しておくと炎症している、という状態を繰り返している場合は速やかに治療しましょう。

 

炎症をすると包茎が原因の病気にかかりやすくなります。場合によっては亀頭や包皮の一部が壊死する可能性も否めません。

 

実際に亀頭が壊死した場合、そこを切り取ることがあるのですが、そうなっては削り取られた亀頭部分が減ることになりますから、ペニスのサイズもダウンしてしまいます。

 

壊死レベルが軽いものであれば、削り取るまでには至らないこともあるので、壊死している可能性があることを確認したらすぐに病院で診察してもらいましょう。

 

壊死するとペニスが痛くなり、壊死が起こっている部分が変色します。放置していると痛みは強くなり、壊死も広がりを見せるためペニスが痛いと感じたら注意深く観察しましょう。

 

また、包皮と亀頭が裂けてしまい癒着した場合は包茎が悪化する可能性もあるため、癒着を確認した場合も病院での診察をおすすめします。

 

 

包茎が原因の病気

Thumb tabakochck

包茎は異常なことではありませんし、病気ではありませんが、包茎の状態によっては病気になることがあります。

 

包茎が原因の病気は主に4つです。どんな病気になりやすいのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

亀頭包皮炎

亀頭皮膚炎というのはその名前の通り、亀頭が皮膚の炎症を起こした状態を指します。真性包茎・カントン包茎にみられる症状で、衛生的でない状態が続くとなりやすいです。

 

症状としてはうずくような痛み、刺激されている感覚があります。このほかにも、白いカスが出やすかったり、臭いがきつい場合も亀頭性皮膚炎が疑われます。

 

分泌物が感染して炎症を起こしますから、カンジダ症をまず疑った方が良いでしょう。カンジダ菌は包茎のように亀頭部分が高温多湿である環境を好みますから、可能性が高いです。

 

もし亀頭皮膚炎がカンジダ症由来のものであった場合、これを放置していると尿道炎を引き起こす恐れもありますから、気を付けてください。

 

性行為の2日から3日後は必ずこのような症状が出るという場合は、必ずスキン着用の性行為に臨むなど対策して、包茎も治療すると亀頭性皮膚炎になりづらくなって安心です。

 

陰茎がん

陰茎ガンは陰茎にできるガンのことですが、日本は10万人に0.5人から1人のお割合で発症するガンになります。亀頭にできる場合と、ペニスの竿の部分にできる場合があります。

 

包茎であると、清潔さを保てないがために陰茎ガンになる可能性が高いとされていますが、はっきりした原因はまだ不明です。

 

しかし、横浜市大学付属市民総合医療センター生殖医療センター泌尿器科部長の湯村寧先生によれば、割礼の行われないアジアは陰茎ガンの発生率が高いことから、包茎との関係性が深いことが推測されます。

 

「陰茎ガンはヒトパピローマウイルス感染が主な原因である症例」が近年増えており、包茎は関係ないのではという声もあります。

 

ただ、いずれもガンリスクは清潔であれば低くなることがわかっているため、清潔さを保てない包茎は陰茎ガンのリスクが高いと言えるでしょう。

 

陰茎ガンはカリフラワーのような腫瘤、突起したような腫瘍が現れることが多いです。また、痛みはあまりないため、気づきづらい病気でもあります。

 

ケーラー紅色肥厚症(こうしょくひこうしょう)

ケーラー紅色肥厚症はボーエン病の一つです。亀頭が薄い紅から褐色のような赤になることが多く、見てわかりやすい病気です。

 

ペニス全体が赤くなるのではなくて、通常の色と赤に分かれるため全体的に見てみると、ペニスがはっきり色分かれしていることがわかります。

 

また、ペニスの皮膚が乾燥して剥がれ落ちることも。ペニスにかさぶたが付きやすい場合も注意しましょう。

 

ケーラー紅色肥厚症も、ヒトパピローマウイルス感染が原因で発症することがあります。そのほか、放射線や砒素などの影響でも発症しやすいです。

 

割礼した人にはケーラー紅色肥厚症が見られないことから、ケーラー紅色肥厚症は包茎の人特有の病気です。

 

また、仮性包茎でもこのケーラー紅色肥厚症になることもあるため、仮性であっても注意が必要です。

 

性病

性病と言っても一概に言えませんが、共通点は「健康な皮膚からの感染はほぼない」ということです。

 

性病は粘膜を介しても感染しますが、包茎の人がより性病に感染しやすいとされているのは真性包茎やカントン包茎などのように亀頭部分を清潔に保てないためです。

 

特に亀頭は皮膚が薄く、やわらかい部分ですから清潔に保てなければ性病感染のリスクが高まってしまいます。

 

仮性包茎であれば剥いて洗えば問題ありませんが、真性包茎・カントン包茎は頑張って剥いても傷がついて結果的に状態が悪化することもあるため、治療を視野に入れましょう。

 

性交渉をしたことがもしなくても、性病に感染することはありますから、性行為をしないから清潔にしなくても良い、ということもありませんので注意しましょう。

 

 

まとめ

Thumb yuugure

ほとんどの人は包茎である、という事実は中々衝撃的だったのではないでしょうか。仮性包茎が一番多い包茎で、最もポピュラーなペニスです。

 

仮性包茎で軽度なら治療は必要ありませんが、重度の仮性包茎や真性包茎、カントン包茎だった場合には治療も視野に入れてくださいね。

 

真性包茎やカントン包茎を自力で治療しようと、皮を無理やり引っ張ったり剥いたりする場合がありますが、皮膚が裂けてしまい逆効果になることもありますから、治療は病院に任せましょう。

引用元:
「澁谷知美/戦前期日本の医学界で仮性包茎カテゴリーは使われていたか」
http://repository.tku.ac.jp/dspace/bitstream/11150/10920/1/jinbun140-07.pdf
引用元:
「STAND/「仮性包茎は気にしなくても大丈夫!?」包茎の疑問を専門家に聞いてみた」
https://media.hama1-cl.jp/worry/kasei-houkei/

豆知識に関連する記事