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更新日 18年09月07日

マカの効果を検証!絶対に知っておくべきマカの真偽とその活用術とは

「最近、どうも疲れやすくなった気がする」

「以前ほどバリバリ仕事をこなせない」

「夜の“性活”のほうがちょっと・・・」

もしかして、あなたも身に覚えはありませんか?今、あなたがこのような悩みをお持ちなのであれば、その原因はズバリ『精力の減退』かもしれません。

 

ストレスの多い現代人にとって、精力の減退はもはや他人事にあらず!認識不足から放置しがちな症状ではありますが、進行するとEDや糖尿病、ひいては動脈硬化等の深刻な病気に繋がりかねない重要なサインなのです。

 

そんな中、『精力減退に効果アリ』と、まことしやかに囁かれているのがマカ。きっと、あなたも名前ぐらいは聞いたことがあるでしょう。

 

しかし、マカについての情報はあまりにも世に溢れ過ぎていて、その真偽が定かでないものも少なくありません。そんなわけで今回は、マカについての基礎知識をはじめ、巷で噂されるその効果をズバリ検証!絶対に知っておくべき正しいマカの姿とその活用法を、余すことなくお伝えしてまいります。

 

そもそもマカって何なの?

Thumb drip

マカとは、南米ペルー原産の多年生植物のこと。アブラナ科であり、海抜4000m~5000mの高地に植生しています。一説には、2000年前にインカ帝国の原住民たちによって栽培が始められたと言われていて、アンデスの過酷な環境で何世紀にも亘って生き延びてきたその生命力から、滋養強壮や薬用の食物として伝統的に重用されてきました。

 

たくさんの栄養素を含んでおり、リノレン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の脂肪酸や、アルギニンら16種類のアミノ酸、鉄、カルシウム、銅などのミネラル類、更には厳しい環境からその身を守るための2次代謝産物として、グルコシノレート類、イソチオシアネート類、アルカロイド類、ステロール、不飽和脂肪酸macaene、そのアミドmacamideも含まれています。

 

そんなマカではありますが、実を言うと食されるのは“根”部分であり、言わば根菜。その形状はカブに似ていて、我々日本人にとって馴染みのあるビジュアルなんですよね。

 

貴重な植物であるが故、ペルーの国内法ではマカを原型のまま国外に持ち出すことが禁止されており、その証拠にJETRO(日本貿易振興機構)が公開しているペルーの輸出品目規制の一覧にも、しっかりとマカの名前が刻まれています。

 

ペルーが、マカをそのままで持ち出すことを禁じている理由はいくつかあるでしょう。第一はその貴重さかと思われますが、もうひとつは外貨獲得のための有力な資源であることから、「ペルー以外で容易に栽培されてしまっては、商売にならなくなってしまう」という本音もあるのではないでしょうか。

 

ですので、現在世界中に流通しているマカは、ペルー国内で粉末やスライス等に加工された状態で輸出されたものとなります。 いやはや、単なる高原野菜であるはずのマカが、国を挙げてそこまでさせるパワーを持っているなんて驚きを禁じ得ません。

 

こうなってくると、「マカって本当は何がすごいの?どんな秘密があるの?」なんて気になりますよね。果たして、マカにはどんな実力が秘められているのか。その謎についてお話していきましょう。

 

巷の噂はホント?マカを飲むメリットは

Thumb firewoman

必須アミノ酸やミネラルを豊富に含む滋養強壮に優れた食材であるということが以前から知られていたマカ。それだけに、日々の健康をサポートするいくつもの栄養素を、マカによって手軽に摂取出来るというメリットがあります。

 

そのようなこともあり、マカは活力ある人生を送るための優秀な栄養補助食品として、今や世界中でその名を知られるようになりました。その上、近年は様々な研究によって「精力減退に関連する諸症状に何らかの効果が期待出来るのでは」と改めて評価する声も上がっており、マカの秘めたるパワーの解明に更なる期待が集まっています。

 

しかしながら現在、ネット上を中心に、科学的根拠が無いにも関わらずマカの医学的効果や効能を謳う情報が氾濫中。

 

せっかくマカが持つ可能性に興味を持ったとしても、正しい判断をしにくい状況にあり、実際に間違った情報を真実だと思い込んでおられる方もいる様子。

 

そこで!実際に行われたマカの研究試験から、噂の真偽やその効果の程を検証し、マカに対する現時点での正しい認識を探ってまいりたいと思います。

 

エビデンスで紐解くマカ!効果の真偽を検証

Thumb man camera

これまでマカを使った研究は世界中で行われており、特に無作為化比較対照試験においては注目すべき結果が報告されています。無作為化比較対照試験というのは、別名ランダム化比較試験(randomized controlled trial)と呼ばれるもの。

 

日本においては用語統一されていないので、英語の頭文字をとってRCTと表記される場合が多いようです。簡単に言うと、予防や治療の効果に対し、科学的かつ客観的な評価をすることを目的とした研究試験だとお考え頂ければ良いでしょう。

 

研究対象者を無作為に複数の群(決められた治療を実施する群と、しない群)に分け、一定期間後の健康状態を両者間にて比較することにより、治療に使った薬剤や成分の効果の有無が証明されるという仕組み。

 

中でも、巷にてマカの効果として様々な噂が目に付く、 EDの改善 性欲の改善 精液の質量の改善 女性の不妊解消 これら4つの事実について、研究結果を踏まえつつマカの有効性を判断していきましょう。

 

マカはEDに効果あるの?

まずご紹介するのは、軽度なEDの症状が見られる50名の白人男性に対し、マカの乾燥抽出物を摂取させるグループとプラセボ(偽薬)を摂取させるグループに分け、治療効果を調べる目的の試験です。

<実験概要>

場所 イタリア
対象 軽度なEDの影響を受けた白人男性50名
年齢 不明
摂取量 乾燥抽出物2.4g
研究種別 二重盲検並行群間無作為化プラセボ比較試験
期間 12週間
実験手段 12週後に国際勃起機能指標(IIEF-5)及び満足度プロファイル(SAT-P)でスコア判定
実験結果 マカ及びプラセボ患者の両方でIIEF-5スコアとSAT-Pスコアが優位に増加。しかし、マカを服用したグループのほうがより優位に増加していた。

参照元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19260845

 

マカを服用したグループと、プラセボのグループの数値が両方とも上がったという点で、マカによる効果の根拠としては少々頼りない結果に。

 

論文の結論では「マカのほうがより有意に改善があったため、小さいながら効果を支持する」と結んでおりますが、判定材料としては不十分なようにも。

 

EDに対する臨床試験は他にも行われており、それらを検証したシステマティックレビューでは「確固たる結果を導くには限定的な条件だったため、より厳密な研究が必要だ」と論じられています。

 

そのようなことから、現時点で効果があるとの根拠にはまだまだかと。ただ、少なからず可能性を残しているのは事実ですので、今後の研究に期待したいところです。

 

「マカはEDに効果がある」と噂されるようになった理由のひとつには、マカに含まれるアミノ酸アルギニンの存在があると思われます。アルギニンは、臨床試験にてEDに効果がある可能性を示唆する報告例がありますが、逆に効果が無かったという報告も存在するため、現時点では効果があると言い切れない成分です。

 

恐らくは、効果を示唆する報告だけが独り歩きし、マカの効果と混同されるようになったのではないでしょうか。

 

マカで性欲は改善するの?

こちらは、健康な男性に対しマカを摂取させるグループと、プラセボを摂取させるグループに分けて行った比較試験です。マカの効果が性欲の改善に繋がるか否かと、それがホルモンレベルに起因するかどうかを調べるのが目的です。

<実験概要>

場所 ペルー
対象 健康な男性56名
年齢 21~56歳
摂取量 1.5g/日、または3g/日
研究種別 二重盲検並行群間無作為化プラセボ比較試験
期間 12週間
実験手段 性欲に対する自己認識はハミルトンテストにて 4,8,12週でスコア測定
実験結果 8週間目以降から性欲の改善が観察された。血清テストステロンとエストラジオールら各ホルモンのレベルについては、マカを処置されたグループとプラセボを処置されたグループに差はなかった。

参照元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12472620?dopt=Abstract

 

なんと、「マカは性欲の改善に効果がある」という可能性を示唆する結果に!まだまだ研究を重ねる必要があるとはいえ、動物を使った実験ではなくヒトに対する臨床試験での結果ですから、大変貴重な内容だと言えるでしょう。

 

 

マカは精液の質をUPさせる?

こちらは、精液の質量やホルモンに対して、マカがどのような効果をもたらすのかを目的とした比較試験です。

<実験概要>

場所 チェコ
対象 健康な男性18名
年齢 20~40歳
摂取量 1.75g/日
研究種別 二重盲検並行群間無作為化プラセボ比較試験
期間 12週間
実験手段 6及び12週後に血液と精液のスコア測定
実験結果 精子の濃度や運動性は、ホルモンに変化がなくともプラセボとの比較で上昇傾向にあった。

参照元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26421049?dopt=Abstract

 

精子の濃度や運動性に上昇傾向があったと結論付けられてはいますが、まだ根拠として決定的とは言い難いように思います。現段階では、効果があるかもしれないし、ないかもしれない程度の見立てが適切かもしれません。

 

とは言っても、可能性を感じさせる内容であることは確かで、まだまだ多くの研究試験が望まれます。

 

マカは女性の妊娠にも効果アリ?

インターネットでは、「マカは女性の妊娠に効果があるらしい」という話をよくみかけます。果たして、本当にそうなのでしょうか?

 

中村栄養大学の薬膳科学研究所が発表した研究論文によると、雌ラットを用いたマカの下垂体ホルモン濃度への影響について、「黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンの血中濃度が上がって妊娠しやすい状態となった」と報告されておりますが、同研究所のヒトに対する臨床試験は現時点でまだ行われていないようです。

 

不妊に悩んでおられる女性にしてみれば、藁にもすがる気持だと思います。しかし残念ながら、少なくとも現段階ではマカが女性の不妊に有効だと言い切れる根拠にまでは至っておりません。こちらもまた、これからの研究に期待したいですね!

 

 

マカを飲んでみたい!おすすめの摂取方法は

Thumb medicine gold

マカにまつわる噂を検証してまいりましたが、巷に出回る健康食品群の中で、様々な研究試験が行われていて、かつ、中には有用さを示唆する成果も報告されている点において、マカの存在感はダントツです。

 

現時点ではその効果にまだまだ未解明な部分こそあれど、個人的な期待の高まりから「マカを活用したい!ぜひ飲んでみたい!」と思った方もきっとおられるでしょう。そこで、マカをどのような形で摂取すべきなのか?おすすめの方法をお教えしたいと思います。

 

先ほど申し上げた通り、植物としてのマカはペルーが国を挙げて流出を阻止しており、現地でなんらかの加工をされたものが国外へ輸出されています。

 

すなわち、日本においては加工食品としてのマカを手に入れるのが一般的。現在流通している中で最もポピュラーなのが、ソフトカプセルにマカの乾燥粉末を封入し、サプリメント状に加工して販売している製品です。

 

中にはマカ100%を謳っているものもあれば、他の栄養素を配合して複合的な栄養サプリとして販売している商品もありますので、ご自身の体調やニーズに合わせて“マカ配合率”をチェックしながら選んでみるのも良いでしょう。非常にお手軽で、しかも種類が豊富なため、まずはこのタイプから飲み始めてみるのも良いかもしれませんね。

 

馴染み深いところでは、栄養ドリンクタイプもおすすめです。カプセル型サプリと比べると格段に飲みやすくなっていますし、固形を飲み込むのが苦手な方はもちろんのこと、清涼感を得たい方にも好んで頂けると思います。

 

この場合、マカ以外の栄養素を配合している商品がほとんどですので、こちらもまた配合内容を確認してご自身に合ったものを選んで頂きたいところです。

 

他にも、タブレット状に加工してあるものや、最近ではグミ食感なんて商品もあって、とにかくバリエーションがすごい!今やマカは、精力(性力?)だけでなく、選ぶ楽しみも刺激してくれるアイテムとなりつつあるのではないでしょうか。

 

マカを手に入れる方法

マカ製品は、街の薬局や量販店等で販売されています。あくまで健康食品であり、液体状のものは清涼飲料水扱いですので、比較的容易に入手可能です。

 

と、言いましても「精力サプリを買う姿を他人に見られたくない」という人も多いでしょうから、そういう方はネットで購入するのがおすすめ!様々な種類の中からじっくりと選ぶことが出来ますし、成分やレビューをしっかりとチェックした上で購入するのも良いと思いますよ。

 

マカってどのタイミングで飲めば良いの?

いざ飲んでみようという段階になると、最も気になるのが摂取のタイミング。マカ製品のパッケージには「1日●粒を目安にお召し上がりください」というような、少しあいまいな記述がされており、いつ飲めばよいのか判断に迷いがちですよね。

 

それもそのはずで、マカ製品は医薬品ではなく健康食品であるため、医薬品医療機器等法(旧薬事法)にて効果効能を謳うことが出来ないよう定められています。

 

当然ながら、詳細な服用方法の指定も不可。ですので、自分でタイミングを決めて飲むことになります。 おすすめなのは、胃への刺激を減らし、吸収を良くするタイミングである食後。食事が終わって20~30分後までの間に、チョイと摂取してしまうのが合理的と言えるのではないでしょうか。

 

マカに副作用ってあるの?

報告事例を見る限り、短期間が前提ではありますが、現在のところ適量を適切に経口摂取するぶんには問題なさそうです。事実、目立った副作用例も報告されていません。

 

但し、妊婦や子供の摂取に関しては信頼出来る情報がありませんので、なるべくであれば避けておくべきかと思います。とは言え、体質によって合う・合わないはあるでしょうから、少しでも異変が起こったら摂取をやめて、すぐお医者さんに相談してみましょう。

 

飲み合わせについても同様で、他に併用している薬があるようなら事前に相談しておきましょう。

 

まとめ

Thumb books

効果の真偽を中心に、マカの秘めたるパワーやその可能性についてお話してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。健康食品の枠にとどまらず、様々な効果を期待されているからこそ、正しい情報を知り、適正な認識を身に着けることが重要!

 

根拠のない情報に踊らされず、自分の人生を豊かにする真の活用法を見極めて頂きたいものです。

外部リンク:サプリメント

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