公開日 18年05月16日

更新日 18年09月05日

亀頭包皮炎は薬で治る!?亀頭包皮炎の原因・症状別対処法を解説

亀頭包皮炎を、薬を使って自宅で治療したいと考えていませんか?亀頭包皮炎に効くとされる市販薬も市場に出回っていますが、亀頭包皮炎を完全に治すことは難しいとされています。

 

亀頭包皮炎は、亀頭に腫れや痛み、赤みや痒みなどが出る感染症ですが、必ずしも性行為が原因で感染するわけではありません。

 

亀頭包皮炎は、複数の要因が絡み合って発症することが多いため、発症した原因に合わせた対処法が必要なのです。この記事では、亀頭包皮炎が市販薬では治りにくい理由と、亀頭包皮炎の原因と症状、また原因に合わせた対処法についてご紹介していきます。

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亀頭包皮炎は薬で治る?

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亀頭包皮炎は、亀頭や包皮の皮膚が炎症を起こし、腫れや痛み、赤みや痒みなどが出る感染症です。亀頭包皮炎は性病と誤解されがちですが、原因は性交によるものとは限りません。

 

性行為の経験がない人、小さな子供でも発症する可能性があり、男性であれば誰もが発症する可能性のある症状だといえます。

 

亀頭や包皮に異常を感じた時、まず医者に行こう、と考える人は多くはありません。特に性器に関する悩みとなると、医療機関を受診するのにも抵抗感を覚えてしまうものです。

 

そのため、市販薬を使って自分でなんとかして治したい、と考える人が多いのも、亀頭包皮炎の特徴といえます。しかし、亀頭包皮炎を完全に治療するためには、市販薬では不十分だということをご存知でしょうか。

 

自己判断で市販薬を使い続けていると、いつまでも症状が治まらなかったり、逆に症状を悪化させてしまうこともあります。

 

なぜなら亀頭包皮炎には、市販薬では治りにくく、また症状が再発しやすい特徴があるからです。亀頭包皮炎を完治させるためには、医療機関を受診し、医師による処方薬での治療を受けるのが一番の近道です。

 

亀頭包皮炎の治療には、飲み薬や塗り薬などが使われます。症状が完全に落ち着くまでは根気強く治療を続ける必要がありますし、症状が治まった後も再発を防ぐために注意すべき点があります。

 

ここではまず、亀頭包皮炎が市販薬では治りにくい理由について見ていくことにしましょう。

 

亀頭包皮炎は市販薬では治らない!その理由は?

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亀頭包皮炎に効くとされる市販薬は、薬局でもさまざまな薬が販売されています。

 

しかし、市販薬を購入して説明通りに使用しているにも関わらず、亀頭包皮炎の症状がなかなか治まらなかったり、逆に症状が悪化してしまうケースも少なくありません。

 

症状が悪化してしまうと、指定されている用量や用法を超えて薬を使ってしまい、更に症状を悪化させてしまうことにもなりかねないのです。

 

なぜ亀頭包皮炎は、市販薬では治らないのでしょうか。実は亀頭包皮炎が発症する原因は、ひとつではないからです。亀頭包皮炎が起きる原因について見ていくことにしましょう。

 

亀頭包皮炎には原因菌が二種類ある

亀頭包皮炎は、亀頭や包皮が細菌に感染することにより発症する炎症です。亀頭包皮炎を発症する原因菌は、実は二種類あります。

 

亀頭包皮炎は、真菌を原因菌とするカンジダ性亀頭包皮炎と、大腸菌や黄色ブドウ球菌など体内に常在している細菌を原因菌とする細菌性亀頭包皮炎の二種類に分けることができます。

 

真菌が原因菌の場合、抗真菌薬による治療が必要になります。大腸菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が原因の場合、抗生物質やステロイド薬などを利用するのが一般的です。

 

このように、亀頭包皮炎には原因菌が二種類あるため、原因菌に合わせた対処が必要になってくるのです。

 

亀頭包皮炎は症状が再発しやすい

亀頭包皮炎は、症状が再発しやすいのも特徴です。例えば細菌性亀頭包皮炎の場合、原因菌は大腸菌や黄色ブドウ球菌など体内に常に存在している細菌が原因になっています。

 

これらの細菌は、ストレスのない健康的な生活をしている限りは特に悪さをすることもありません。

 

しかし、ストレスや疲労の蓄積などにより免疫力が低下していると、これらの常在菌に起因する細菌性亀頭包皮炎に感染する可能性が高くなります。薬による治療と並行して、免疫力を上げていくなどの生活改善が必要になってくるわけです。

 

またカンジダ性亀頭包皮炎の場合、原因は真菌(カンジダ)なので、真菌用の抗生物質などを使って治療をしていきます。細菌性亀頭包皮炎に効く薬でも、カンジダ性亀頭包皮炎には効果がないということがあり得るのです。

 

また真菌(カンジダ)は女性の膣内に常在菌として存在しているため、性行為をする際に亀頭に傷が付いていたり、性行為の際に亀頭が傷付いたりすると、真菌性亀頭包皮炎を発症する可能性があります。

 

性行為をする相手の女性がカンジダ症を発症している場合、コンドームを着けない性行為をすることでカンジダ性亀頭包皮炎を発症することもあります。

 

こういったケースでは、亀頭の傷が治るまでは性行為を控える、性行為の際にはコンドームを必ず着けるなどの予防策が必要になってきます。

 

亀頭包皮炎の原因と症状

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亀頭包皮炎には原因菌が二種類あり、それぞれの原因菌に対応した飲み薬や塗り薬を使って治療を進めていくことになります。細菌性亀頭包皮炎の場合、大腸菌や黄色ブドウ球菌などが原因菌です。

 

一方カンジダ性亀頭包皮炎の場合、真菌(カンジダ)が原因菌となります。注意しなければならないのは、細菌性亀頭包皮炎とカンジダ性亀頭包皮炎を同時に発症することもある、という点です。

 

細菌性亀頭包皮炎を引き起こす原因となっている菌は、体内に常に存在している細菌で、常在菌と呼ばれています。病気や怪我などで腫れや赤みが出た時に抗生物質を投与される場合があります。

 

抗生物質は、これらの細菌の活動を抑制することで、腫れや赤みなどの症状を緩和させることを目的として処方されます。しかし同時に、細菌の活動が抑制されすぎてしまった場合、体内に真菌(カンジダ)だけが残ることになり、真菌性の感染症を引き起こしやすくなってしまうのです。

 

女性の場合、抗生物質を飲み続けたことによりカンジダ性膣炎を発症することがあります。同様に男性の場合、体内の常在菌の活動が抑制されすぎた結果として、カンジダ性亀頭包皮炎を発症してしまうことがあるというわけです。

 

次の項では、カンジダ性亀頭包皮炎と細菌性亀頭包皮炎について、それぞれの発症する原因と症状について詳しく見ていくことにしましょう。

 

カンジダ性亀頭包皮炎の原因と症状

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カンジダ性亀頭包皮炎の原因となっているのは、水虫やカビの一種である真菌(カンジダ)です。人間の体内に常在しているごくありふれた菌で、女性の膣内にも常在菌として住んでいます。

 

そのため、カンジダ性亀頭包皮炎を発症した際には、性行為をした相手の女性が真菌(カンジダ)のキャリアである可能性が高いといえます。次の項では、カンジダ性亀頭包皮炎の原因と症状について、更に詳しく見ていくことにします。

 

体内にも存在している真菌が原因

カンジダ性亀頭包皮炎を引き起こすのは、人間の体内にも存在している真菌(カンジダ)です。水虫やカビの一種で、女性の膣内には常在菌として存在しています。

 

真菌(カンジダ)の感染力は強くないため、仮にコンドームを着けずに女性の膣内に陰茎を挿入することがあっても、それだけで感染するということはまずありません。

 

ただし、亀頭や包皮に傷がある場合や、性行為の最中に亀頭や包皮が傷付いてしまった場合などには、性行為によってカンジダ性亀頭包皮炎に感染する可能性があります。

 

真菌のキャリアとの性行為で感染する

カンジダ性亀頭包皮炎が他人からの感染で発症するのは、性行為の相手が真菌(カンジダ)のキャリアであった場合です。

 

真菌(カンジダ)は女性の膣内に常在している菌としても知られていますが、実は膣内だけでなく、皮膚や口の中、消化管などにも存在しています。

カンジダ菌自体は、健康な女性でも皮膚、口の中、消化管、腟に存在する“常在菌”。それが、風邪や疲労、ストレス等、日常生活においての免疫力の低下、またホルモンの変化等によって、腟の中で増殖して発症します。

引用元:膣カンジダ(カンジダ症)ってどんな症状? | メディトリート | 大正製薬

つまり、膣内に陰茎を挿入しない性行為、いわゆるオーラルセックスなどでも感染する可能性はあるということになります。

 

洗いすぎにより真菌だけが残る

真菌(カンジダ)の他にも、人間の身体の中には大腸菌や黄色ブドウ球菌、ビフィズス菌などさまざまな菌が存在しています。真菌(カンジダ)は、通常は人間の身体に対して害を与えることはありません。

 

しかし、清潔な状態を保つことを目的として性器や口の中などを洗いすぎたことにより、真菌(カンジダ)だけが残った状態になってしまうと、真菌(カンジダ)の活動が活発になり、カンジダ性亀頭包皮炎を発症してしまうことがあるのです。

 

特に仮性包茎など亀頭が包皮に包まれた状態になっていると、清潔感を保とうと時間を掛けて亀頭を洗ってしまいがちですが、実は亀頭の洗いすぎによってカンジダ性亀頭包皮炎を発症することも少なくないのです。

 

ストレスによる免疫力の低下が引き金になる

カンジダ性亀頭包皮炎は、風邪や疲労、ストレスなどが原因で起こる免疫力の低下が引き金となって発症することもあります。

 

カンジダ性亀頭包皮炎は、真菌(カンジダ)のキャリアとの性行為で感染することがあるため、性病と同一視されることがあります。

 

しかし実際には、性行為をしたことのない人や子供でも発症するのがカンジダ性亀頭包皮炎です。

 

風邪を引いている時に抗生物質を投与されることがありますが、抗生物質によって体内の細菌の活動が抑制されると、真菌(カンジダ)の活動が活発になり、カンジダ性亀頭包皮炎を発症することがあります。

 

また抗生物質などを投与されていない場合でも、疲労やストレス、睡眠不足などが原因で起こる免疫力の低下から、真菌(カンジダ)の活動が体内で抑制できなくなり、カンジダ性亀頭包皮炎を発症することがあります。

 

細菌性亀頭包皮炎の原因と症状

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細菌性亀頭包皮炎の原因となっているのは、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの常在菌です。真菌(カンジダ)以外の細菌が原因となって発症する亀頭包皮炎が、細菌性亀頭包皮炎と呼ばれています。

 

細菌性亀頭包皮炎の原因となっている大腸菌や黄色ブドウ球菌などの常在菌は、人間の身体の中に普通に存在している細菌です。

 

常在菌は、人体に良い影響を及ぼすビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌、人体に悪い影響を及ぼすブドウ菌や大腸菌(有毒株)などの悪玉菌、そして通常はあまり活動せず免疫力が低下した時にのみ悪い影響を及ぼす及ぼす大腸菌(無菌株)や連鎖球菌などの日和見菌、この三種類に分類することができます。

 

細菌性亀頭包皮炎の原因となり得るのは、悪玉菌と日和見菌の二種類です。特に細菌性亀頭包皮炎の原因菌として知られているのが、大腸菌や黄色ブドウ球菌(悪玉菌)です。

 

次の項では、細菌性亀頭包皮炎が発症するメカニズムについて、詳しく見ていくことにしましょう。

 

大腸菌や黄色ブドウ球菌などが原因

細菌性亀頭包皮炎は、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が亀頭や包皮で増殖してしまうことにより発症します。

 

亀頭や包皮が清潔な状態に保たれていなかったり、逆に衛生的な状態に保つために洗いすぎて亀頭や包皮に傷が付いてしまったりすると、細菌性亀頭包皮炎を発症しやすくなります。

 

特に包茎の人は、亀頭が包皮に包まれた状態になっているため、包皮の内側が汚れたり蒸れたりした状態になりやすく、細菌性亀頭包皮炎の原因菌が増殖しやすい環境が整ってしまっているといえます。ただしこの場合も、洗いすぎには注意が必要です。

 

不衛生な状態が続くと発症しやすくなる

亀頭や包皮が不衛生な状態が続くと、細菌性亀頭包皮炎が発症しやすくなります。毎日入浴して清潔にしている場合でも、通気性の良くない下着や服を身に着けていると、どうしても亀頭や包皮が蒸れやすくなり、細菌が増殖しやすい状態になってしまいます。

 

また入浴していても亀頭や包皮をあまり洗わなかったり、そもそも入浴回数が少ない、入浴しないなど不衛生な状態が続くと、細菌性亀頭包皮炎を発症することがあります。

 

同じ下着をずっと着け続けているのも、亀頭や包皮にとっては悪影響を及ぼす原因となるので注意してください。

 

洗いすぎは逆効果!性器に傷が付くこともある

不衛生な状態が原因となって起こる細菌性亀頭包皮炎ですが、逆に亀頭や包皮を洗いすぎることで細菌性亀頭包皮炎を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

 

亀頭や包皮は非常に柔らかい皮膚によって形成されているため、あまりにも強い刺激を与えすぎると傷が付いてしまうことがあります。

 

入浴時に清潔にしようと強く擦ったり、自慰の際に強い刺激を与えすぎたことが原因で亀頭や包皮が傷付くと、傷口から細菌が侵入して体内で増殖し、細菌性亀頭包皮炎が発症することがあるのです。

 

亀頭や包皮を衛生的に保つことは亀頭包皮炎の予防に繋がりますが、洗いすぎるのは逆効果ということです。十分に注意してください。

 

包茎の場合は包皮の蒸れが原因となる

包茎の人は、常に亀頭が包皮に包まれた状態になっているため、包皮の内側が蒸れやすくなっています。また包皮に包まれている亀頭は汚れも溜まりやすいため、不衛生な状態になりがちです。

 

亀頭が常に包皮から露出している人に比べて、包茎の場合は包皮が亀頭を包んだ状態になっているので、蒸れやすく汚れも溜まりやすくなり、細菌が増殖しやすい環境が整ってしまっているといえます。蒸れた状態が長く続くことで、細菌性亀頭包皮炎を発症しやすくなります。

 

常に亀頭が露出した状態になるよう意識するか、通気性の良い下着や服を着用するなどして、亀頭や包皮が蒸れないような工夫をするとよいでしょう。

 

亀頭包皮炎は薬で治る!

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もし亀頭包皮炎を発症してしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか。

 

亀頭包皮炎には原因が二種類あり、真菌(カンジダ)が原因で発症するカンジダ性亀頭包皮炎と、真菌(カンジダ)以外の細菌が原因で発症する細菌性亀頭包皮炎に分けることができます。

 

しかし亀頭包皮炎が発症した時、原因が真菌(カンジダ)なのか、それ以外の細菌なのか、素人が見きわめるのは非常に難しいとされています。カンジダ性亀頭包皮炎も細菌性亀頭包皮炎も、症状はほとんど同じです。

 

亀頭や包皮に炎症が起き、痛みや腫れ、痒みや赤みなどが出るのが特徴ですが、症状を見ただけではどちらが原因か判別することはできません。

 

またカンジダ性亀頭包皮炎と細菌性亀頭包皮炎の両方を同時に発症する場合もあるので、素人判断で市販薬を使っても完治には繋がらないことが多いのです。

 

カンジダ性の亀頭包皮炎なのか細菌性の亀頭包皮炎なのかを判断するためには、医師の診察を受ける必要があります。

 

医療機関では、亀頭や包皮周辺の菌を採取し、顕微鏡などを使って観察することで原因菌を特定し、原因にあった治療薬を処方してもらうことができます。

 

亀頭包皮炎は市販薬では治りにくい症状ですが、医師の処方薬で治すことができるのです。

 

亀頭包皮炎は医師の処方薬で治る!その理由は?

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亀頭包皮炎は、医療機関で診察を受け、医師から処方された薬を適切に使うことで完治させることができます。

 

発症している亀頭包皮炎が真菌性なのか細菌性なのか、医療機関で検査を受けることができ、原因菌に合わせた治療薬を処方してもらうことができるからです。

 

亀頭包皮炎が市販薬では治らない、また再発しやすいと言われているのは、自分の亀頭包皮炎が真菌性なのか細菌性なのか症状からは判断することができないため、原因菌に合った薬を選ぶことが難しく、結果として薬が効かないケースが多いからです。

 

また亀頭包皮炎は、真菌(カンジダ)やその他の細菌が原因となって起こる炎症ですが、それ以外にも亀頭包皮炎を引き起こす要因があります。

 

風邪や疲労、ストレスなどによる免疫力の低下、抗生物質の投与による原因菌の行動の活発化、亀頭や包皮が傷付いたり不衛生な状態が続くことなど、亀頭包皮炎の原因をひとつひとつ取り除いていく必要があるのです。

 

そのためにも、自己判断で市販薬を使うのではなく、医療機関を受診し、原因菌を判別した上で、薬剤による治療を受けることが大切になってきます。

 

原因菌に合わせた薬の処方が受けられる

医師の処方薬で亀頭包皮炎が治るのは、亀頭包皮炎を引き起こしている原因菌を明らかにすることで、原因菌に合った薬の処方を受けられるからです。

 

カンジダ性亀頭包皮炎の場合には白癬や水虫などの治療にも使われる抗真菌薬、細菌性亀頭包皮炎の場合には抗生物質が主に使われます。この他に、症状によってはステロイド剤などを組み合わせることもあります。

 

症状には個人差があるため、医師が現在の症状に合った処方をしてくれることも、亀頭包皮炎の完治には欠かせない要素です。

 

亀頭包皮炎の再発を防げる

医師の処方薬による治療を受けると、亀頭包皮炎を完治させることができます。

 

亀頭包皮炎は真菌(カンジダ)や細菌が増殖することによって起こる炎症ですが、細菌が増殖する原因が必ずと言っていいほどあります。清潔感を保つために念入りに洗いすぎるのも良くありませんが、洗わないままだと不衛生な状態が続いてしまいます。

 

また性行為の相手が真菌のキャリアの場合、相手も治療を受けない限り再び感染してしまう恐れもあります。

 

医療機関を受診することで、医師による処方薬を使った治療を受けられるだけでなく、日常の生活習慣を見直すこともできるため、亀頭包皮炎が再発することを防げるのです。

 

亀頭包皮炎を薬で治す方法

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亀頭包皮炎を薬で治すためには、カンジダ性亀頭包皮炎なのか細菌性亀頭包皮炎なのかを見きわめ、原因菌に合った薬を使う必要があります。カンジダ性亀頭包皮炎と細菌性亀頭包皮炎の見きわめは、素人では難しいのが現状です。

 

例えば性行為をした後に亀頭包皮炎の症状が出た場合は、性行為をした相手が真菌のキャリアでカンジダ性亀頭包皮炎を発症した、と考えることができます。

 

しかし実際には、性行為の途中で亀頭や包皮に傷が付き、細菌性亀頭包皮炎を発症してしまった、という可能性もあります。

 

性行為をしたことがない、性行為をしていないにも関わらず亀頭包皮炎を発症した場合は、細菌性亀頭包皮炎の可能性が高い、と考えることができます。

 

しかし実際には、カンジダ性亀頭包皮炎の原因となる真菌(カンジダ)は口の中や皮膚などにも常在しているため、性行為をしていなくてもカンジダ性亀頭包皮炎を発症していることも考えられるのです。

 

このように、亀頭包皮炎を薬で治すためには、原因菌が何であるかの判別が非常に重要な意味を持ってきます。選択を間違えると、更に症状を悪化させる結果になる可能性もあります。

 

亀頭包皮炎は男性なら誰もが発症する可能性のある症状ですので、恥ずかしがらずに医療機関を受診することをお勧めします。

 

カンジダ性亀頭包皮炎の治療薬

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カンジダ性亀頭包皮炎の治療には、主に抗真菌薬の塗り薬が使われます。真菌(カンジダ)に直接働きかけることで菌の増殖を抑え、症状を緩和していきます。また赤みや痒みが出ている場合には、ステロイドを含んだ塗り薬を併用する場合もあります。

 

亀頭包皮炎の症状や薬の効き具合には個人差があるため、複数の薬を試してもっとも効果のある薬を探していくということも行なわれます。

 

抗真菌剤

カンジダ性亀頭包皮炎の治療に使われる抗真菌剤は、皮膚や粘膜に感染する表在性真菌症の治療に使われる薬剤です。表在性真菌症には、カンジダ性亀頭包皮炎の他に、水虫や白癬などがあります。

 

これらの表在性真菌症に対する治療薬としては、主に外用薬、つまり塗り薬が使われます。

 

ステロイド

カンジダ性亀頭包皮炎の治療では、抗真菌薬の他にステロイドを含んだ塗り薬が併用されることがあります。ステロイドを含んだ塗り薬には、塗布した部分のアレルギー反応を抑え込む効果があります。

 

赤みや痒みが出ている場合に、抗真菌薬と合わせてステロイド外用薬を処方されることがあるのは、亀頭や包皮で起きている赤みや痒みを抑える目的からです。

 

カンジダ性亀頭包皮炎の治療薬として使われるステロイド外用薬は、効果は比較的穏やかなものが多くなっています。亀頭や包皮は血流が良いため、ステロイドの吸収率も高く、効果が強いものを使う必要がないからです。

 

細菌性亀頭包皮炎の治療薬

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細菌性亀頭包皮炎の治療には、主に抗生物質の飲み薬や塗り薬が使われます。

 

抗生物質には炎症を抑える効果があるため、特に腫れや痛みなどが強い時には飲み薬と塗り薬を併用して、炎症ができるだけ早く抑えられるよう働きかけていきます。

 

また赤みや痒みが出ている場合には、カンジダ性亀頭包皮炎の治療の時と同様に、ステロイドを含んだ塗り薬が併用されることもあります。

 

抗生物質

細菌性亀頭包皮炎の治療で使われる抗生物質は、飲み薬と塗り薬を併用するのが一般的です。身体の内側と外側、両方から働きかけることによって、辛い炎症が少しでも早く治まるように治療を進めていきます。

 

ただし抗生物質の量を誤ると、人体に必要な菌まで行動を抑制してしまい、カンジダ性亀頭包皮炎を併発してしまう可能性があるため、医師が薬の効き具合を見ながら調整していくことになります。

 

ステロイド

細菌性亀頭包皮炎の治療でも、カンジダ性亀頭包皮炎の治療の時と同様に、ステロイドを含んだ塗り薬を併用することがあります。ステロイドにより赤みや痒みを軽減し、症状の緩和を目指すのです。

 

ステロイドは怖いもの、と誤解している人も多い薬ですが、医師の指導の下で正しい用法・容量を守って使う分にはまったく問題のないものです。

 

特に、亀頭包皮炎の治療で使われるステロイド剤は効き目が穏やかなものが多いので、副作用に対して神経質になりすぎる必要はありません。

 

カンジダ性と細菌性が混ざっている場合の治療薬

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カンジダ性亀頭包皮炎と細菌性亀頭包皮炎が混ざっている場合には、カンジダ性の原因菌である真菌(カンジダ)に効く抗真菌剤、細菌性の原因である最近に効く抗生物質、そして症状によってはステロイドを含んだ塗り薬を併用して治療を行なっていきます。

 

抗真菌剤と抗生物質を併用することにより、原因菌である真菌(カンジダ)とその他の細菌の両方の活動が抑えられることになります。

 

ただし抗生物質が効きすぎると真菌(カンジダ)の増殖が促進されてカンジダ性亀頭包皮炎の症状が強く出てしまう場合があります。逆に抗生物質の効き目が弱いと、細菌性亀頭包皮炎がなかなか治らない、というケースもあります。

 

薬の効き方には個人差があるため、カンジダ性と細菌性が混ざっている亀頭包皮炎の場合は、特に薬の選び方が重要になってきます。

 

抗真菌剤

カンジダ性亀頭包皮炎の治療薬として使われる抗真菌剤は、亀頭や包皮が刺激に弱い粘膜であることから、刺激の強いクリームではなく、刺激のない軟膏を使用するのが一般的です。

 

効き方には個人差があるため、使う薬の種類や量は症状を見ながら調整していくことになります。

 

抗生物質

カンジダ性と細菌性が混ざっている場合の亀頭包皮炎の治療薬として使われる抗生物質は、主に飲み薬を用います。カンジダ性の治療薬として抗真菌剤の塗り薬を使うため、身体の内側から働きかける方法として飲み薬が用いられるのです。

 

ただし抗生物質が効きすぎてしまうとカンジダ性亀頭包皮炎の症状が悪化してしまうため、症状を見ながら薬の量や種類を調整していくことになります。

 

ステロイド

カンジダ性と細菌性が混ざっている場合の亀頭包皮炎では、ステロイドの塗り薬を使うことで亀頭や包皮の赤みや痒みを抑えることができます。

 

ステロイド外用薬で症状を抑えながら、抗真菌剤と抗生物質で原因菌の活動を抑え込み、亀頭包皮炎の完治を目指していくことになります。

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まとめ

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亀頭包皮炎は、真菌(カンジダ)を原因菌とするカンジダ性亀頭包皮炎と、その他の細菌を原因菌とする細菌性亀頭包皮炎の二種類に分けることができます。亀頭包皮炎の原因としては、人間の身体の中に常在している原因菌の活動の活発化が挙げられます。

 

風邪や疲労、ストレスなどによる免疫力の低下や、亀頭や包皮の洗いすぎによる真菌(カンジダ)の増殖、亀頭や包皮が不衛生な状態になることで細菌が増殖するなど、さまざまな原因が絡み合って起こるのが亀頭包皮炎です。

 

亀頭包皮炎の治療には、原因菌の特定が欠かせません。カンジダ性亀頭包皮炎と細菌性亀頭包皮炎は、症状だけで見きわめるのは非常に難しく、医療機関を受診し、原因菌を顕微鏡で調べるなどして特定してもらう必要があります。

 

カンジダ性亀頭包皮炎の治療には、真菌(カンジダ)の活動を抑える抗真菌薬の他、赤みや痒みが強い場合にはステロイド外用薬を併用することがあります。

 

細菌性亀頭包皮炎の治療では、原因菌の活動を抑える抗生物質の他、腫れや痛みが強く出ている場合にはステロイド外用薬を併用します。

 

またカンジダ性と細菌性が混ざって発症している場合、抗真菌薬、抗生物質、ステロイドなどを症状に合わせて組み合わせて治療していくことになります。

 

亀頭包皮炎は性病と間違われることも多く、医療機関を受診することに抵抗がある方もいるかもしれません。しかし完治させるためには、原因菌の特定と正しい薬選びが不可欠です。

 

医療機関を受診して医師の診察を受けて正しく薬を使うことで、亀頭包皮炎は完治させることができます。

引用元:
http://www.taisho.co.jp/meditreat/candida/

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