公開日 17年11月12日

更新日 18年09月05日

【女性向け】愛する彼氏がEDに…そんな時気を付けたい3つのポイント

EDという言葉を聴いたことがあるでしょうか。近年日本でも認知度が向上してきており、泌尿器科をはじめとする各種医療機関ではEDに関するさまざまなポスターを見かけるようになりました。

 

しかし、日本においてはまだまだ積極的に受診をするというスタイルが確立されていないこともあり、なかなか治療が浸透しない背景が存在します。

 

その大きな原因のひとつが、生命活動に直接クリティカルな影響がないこと、そして日本人が有する恥ずかしいという文化です。

 

そんな人知れずEDに悩む方々にとっても、有益な情報となりえる情報を提供していければと思います。

 

EDに悩む人は多い

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EDの状態であっても、夜の生活を除いては通常通り日常生活を営むことはできます。

 

決して身体が動かなくなったり、日常生活に影響が出る大きな精神性や正確の変化が起こるものではありません。

 

ただ、物質がある程度充足し、国民全員が一定額で一定水準の良い医療を受けることができるようになったこの世の中で、生活の質を向上させるということに関しては深刻な問題といえます。

 

しかし、多くの人にとっては贅沢な悩みであったり、とりわけ喫緊に解決しなくてはいけない問題ではないと捉えられてしまうことも多いのが現状です。

 

また、日本人が主に持つ恥の文化は、非常にこの手の疾患に関してはマイナスにはたらきます。

 

欧米をはじめ、日本以外の諸国では、疾患は疾患として捉えることができ、また国民一人ひとりが自分の身体に気を遣って生きていることもあり、性的な機能障害などもそこまで隠すものではなく、割と良く語られる悩みであるといわれています。

 

しかし、日本においては、「性的な話はタブー」であり、「夜の営みに関連する話題は避けるもの」「はしたない」という文化が根底に根付いており、これ自体がEDとその治療の普及を大きく妨げている原因といえます。

 

 

身体機能の低下

歳をとるにつれ、低下していく身体機能。そのひとつの形としてEDがあげられます。

 

人間のさまざまな機能は、大人になってからもある程度成長をつづけますが、特に生殖機能、男性で言う男性機能は、10代後半から20代前半がピークであり、その後は緩やかに低下をみせる、老化の早い機能として知られています。

 

慢性疾患

多くの人が考えているように、EDの原因となるのは単純問題として加齢だけが原因ではありません。

 

EDの専門科がよく言うのは、歳をとるにつれ男性機能も含めた身体全体の機能が低下するのは一般的なことだが、EDという病態からみると、EDに年齢は関係なく、もっと他の原因があるといわれています。

 

まず、加齢以上に大きなファクターとなるのが、糖尿病、心臓病をはじめとする慢性疾患です。

 

これらの慢性疾患の共通しているところには、血液、とりわけ血管の病態であるということがいえます。

 

糖尿病は血中の当濃度が上がることによって、インスリン抵抗性と呼ばれるインスリンへの反応が悪くなったり、神経活動に重大な影響を及ぼしたりするほか、血管壁の組織自体が脆弱になり、硬化してしまいがちです。

 

また、心臓病はさまざまな心臓における疾患や機能不全の総称ですが、これらのほとんどにおいて全身の血流状態に重大な影響を及ぼすものであることは疑いようがありません。

 

特に加齢が進むにつれ、こうした生活習慣病の罹患率は正比例的に増加していることが多くの研究からも知られていますから、血流や末梢組織の状態という点において、EDと慢性疾患との関連性は切っても切れないものがあります。

 

精神的問題

また、身体疾患と同様に大きなファクターであるのが精神的な原因です。

 

精神疾患の中でも抑うつ、気分障害などはかなり有名となってきましたが、これらの疾患の大きな特徴として、罹患した方の活力を著しく低下させてしまうという側面が存在します。

 

これは、健常者と比較すると明らかに顕著であり、重症になると立って歩くこともできなくなるなど日常生活にも多大な影響を及ぼすものです。

 

この活力の低下は精神的な部分にとどまらず、身体的な各組織への影響も含まれ、性的な感情と密接に関連する男性機能は影響を受けやすいといえます。

 

さらに精神的な中にも深層心因的な原因でEDへと陥ってしまうケースが存在します。

 

これは、平たく言えば性や性行為などに関する悩みですが、これがトラウマとなってしまっていたり、かなり長期間思い悩んでしまうことにより、男性機能への身体的影響として表出してくる場合が存在します。

 

若ければ若いほどショックは大きい

よく、EDは歳をとれば誰でもなるという話を耳にします。実際の統計でも、40代で約20%、50代で約40%、60代で約60%という調査結果が知られています。

 

これは、明らかに年齢と正比例しており、また慢性疾患の度合いとも正比例しています。

 

しかし、ここで気をつけてほしいのは、 20代や30代の罹患者もわずかながら存在しているという事実です。

 

当然、比較的老化が早く進行するタイプの方にとっては、正比例するように男性機能の結果が表出する年齢も早くなるでしょう。

 

しかし、近年これらの若年者においてEDを発症する方が増えていることがわかっています。

 

彼らの多くは、日常の生活においてまさか自分がEDに罹患するなどと思っても見なかったことでしょう。

 

実際に若年ということも手伝って、ますます他人に相談することがはばかられる状態が続いてしまい、結果パートナーとの信頼関係に亀裂が入ってしまったり、一人で思い悩むことも少なくありません。

 

特に若い頃には性生活も盛んなことが多く、いざ大切な局面となって酷く心に傷を負う人もいます。

 

特に日本においては表立ってこうした話題を疾患の悩みとして話すことがはばかられる国民性があり、若い人ほど行き場のない現実があるのです。

 

 

絶対NG!避けたい言動

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EDで悩む方、特に30代や40代といった方は、かなり気にされる方も少なくありません。

 

気軽に対処法などを話せない上、性的な部分で弱みを露出できる人間はかなり少ないためです。

 

こうした中、パートナーはいつもと同じように何気ない対応を心がけていたとしても、実際にはかなりプレッシャーを与えてしまっていることがあります。

 

実際に極度にがっかりした様子を見せたり、責き立てるような言動をしていると、なかなか状況がよくなるばかりか、ますます悪化してしまうケースもあります。

 

身体的な要因がかなり影響するEDにおいて、精神面でのアプローチには周りも気を使う必要があるということです。特にパートナーであればなおさらでしょう。

 

最も効果的であるのは、一緒に解決していく姿勢をみせること、そして全然気にしていないということを伝えることです。

 

EDに陥る中で、少しでも相手を喜ばせてあげたいという気持ちと同時に、一般的には女性よりも強い自尊心を抱いているのが男性という生き物です。

 

特に性的な部分においてある程度の自信を持つということは、夜の生活において男性は重要であるという考えを持っている人も多いのが現実です。

 

このため、なるべく自尊心を傷つけずやさしく包むような対応が非常に効果的ではないかといわれています。

 

相手を責める

最も最悪であるのは、EDに陥ったことを激しく攻め立てる言動です。どうしてこうなったんだ、といわれても、なりたくてEDになる人は滅多にいません。

 

そればかりか、ますますがんばろうと追い込むことで、大概の場合逆に状況が悪化します。大切なのは、責めるよりも一緒に寄り添い、解決していく姿勢です。

 

要のパートナーに理解があるのとないのでは、大変心持が異なるものです。

 

もしかしたら、子供のような言動をする男性もいるかもしれませんが、EDを基点としてこうした精神状態になっているのだと冷静に受け止めてあげるおおらかさを持つと、治療もはかどるといわれています。

 

自分にだけ反応しなくなる可能性も 

EDの中にはさまざまなケースがありますが、よくあるのが他の人に反応しても、自分との行為のときのみ反応しないというものです。

 

性交の場において、一般的に男性がリードしていくことが多いようですが、近年ではそれにプレッシャーを感じてしまう男性も多く存在します。

 

女性から見たら悪夢以外の何者でも内容に見えますが、特に精神的な素因がある場合、何かをきっかけとして行為にプレッシャーがかかっているということも挙げられます。

 

今一度思い返してみてほしいのは、大切なことは愛する彼との時間を一緒に楽しんだり、例え反応しなかったとしても心で繋がっているという現実は変わりません。

 

もしパートナーを愛しているのだとしたら、責め立てるのではなく、自分もかかわる問題として一緒に悩み、解決していくことのほうがより彼の状態は良くなります。

 

もし精神的な要因でなかったとしても、身体的あるいは環境的な問題から発症している場合、なかなかすぐに解決することはまれであるといえます。

 

慢性疾患にしろ、ストレス過多な環境にしろ、まずはそれらを整え健康行動をしていくところから解決が始まりますから、どちらにしろ長期戦になることは覚悟しておきましょう。

 

わずらう本人にとっても、EDになると多くの人があせります。

 

もちろんそれが普通なのですが、まずは心を落ち着けて、相手のことを思っていることは変わらないわけですから、それを言葉に出してみましょう。

 

何気ないことですが、こうしたささいなコミュニケーションが理解を得やすく、信頼関係を築ける糸口となっていきます。

 

精神的なストレスを与えてはいけない

直接的なののしりや罵倒がなかったとしても、ストレスが増えているとしたら、回復はどうしても遅くなってしまいます。

 

精神的な要因はもちろんですが、身体的な要因においても、EDを発症している時点で、身体の自律神経をはじめバランスが崩れていることは疑いようがありません。

 

たとえ身体的な要因であったとしても、精神的な負荷が蓄積していけば、事態が悪化するのは当然です。こうした事態を避けるためにも、なるべく彼へのストレスは減らしてあげるべきです。

 

ちょっとした時間があったときに、近況を話しながらやさしく接してみたり、相手を思いやるといった人間としては当たり前の行動が、この疾患ではプラスに働きます。

 

とくに自尊心の強いパートナーで自信をひどく失っている場合、もっとも効くのはやはりパートナーの優しい心の寄り添いです。

 

少しでも規則正しい生活を心がけ、心身共に健康へ向かえるよう、そっと接してあげましょう。

 

 

無理に迫らない

女性も人間ですから、どうしても行為を迫ってしまうときがあります。しかし、こうした積極的な行動はどちらかというとあまり良い結果をもたらしません。

 

とにかく数をこなせばと思っても、身体が逆方向に反応してしまっては何の意味もないからです。それだけEDという疾患は多様であり、根深いものであるといえなくもありません。

 

パートナーが自信を喪失している場合、こうした積極的な行動はかえってマイナスになってしまいます。

 

愛するパートナーを無下に追い込まないためにも、配慮が必要な状態なのです。メインの行為がなかったとしても、キスやハグ、ペッティングなど寄り添い、愛を確かめ合う手段は多く存在します。

 

こうしたものもすべて含めてパートナーという存在といえるでしょう。少し激しい運動はお休みして、ゆったりと生活をしていけるよう、女性側も少しの我慢をしていきつつ、問題の本質を探っていくことで、より解決への近道となります。

 

 

余計な負担をかけないようにする

日常生活でも、パートナーが力になれることはたくさんあります。

 

生活が乱れているのであれば、少し休ませるような生活リズムを促してあげたり、久しぶりの休みにはゆっくりと二人で旅行するなど、さまざまな対策がとれます。

 

そしてこうした寄り添う対応が取れるのは他でもないパートナー自身であることをくれぐれも覚えておきましょう。

 

特にその日の状態がどんな風であったとしても、変わらず寄り添い続ける姿勢は、男性にとって大きな希望となります。

 

分からないかもしれませんが、自信を喪失しているのであれば、少なくとも形だけでも理解してあげるスタンスを取ることは、非常に男性にとってはすごしやすくなるでしょう。

 

溜息や深刻な顔は避ける

直接的な批判がなかったとしても、ため息や深刻な表情でどうしてもアピールしたくなることもあるでしょう。しかし、意外とこうした言動というのは男性側も良く見ているものです。

 

EDとなった男性は、パートナーがどう思っているのか、迷惑をかけていないか非常に気にするようになる方も多いのが現状です。

 

このときにこうしたサインを送り続けていると、かえって無理をしてしまう結果にもなりかねません。

 

残念がらず、彼と一緒に解決していく寄り添うスタンスを崩さないように行動していくのがベストであるといわれています。

 

 

一緒に改善する気持ちが大切

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EDは非常に孤独な疾患であるとも言われています。特に日本ではおおっぴらに相談できるところが少なく、なかなか有力な情報が手に入りにくい現状があるかもしれません。

 

そして何よりパートナー同士の深いパーソナルな部分と密接に関係した疾患であるということもあり、なかなか治療にベストな体制をとりずらいのが現状です。

 

しかし、だからこそ寄り添い、協力的に解決していくことは最も回復を早めます。もし外来に行く機会があったら積極的についていくようにしましょう。

 

専門的な医師の話を聞くことで、自分も理解が深まり、またよりよい接し方が出来るようになることもあります。

 

たかが勃たないだけ、と割りくくらず、大事な問題として対処していくよう心がけましょう。

 

口に出さない優しさ

やさしさのひとつとして、あえて何も言わないという方法もあります。常に寄り添うことはとても大切です。

 

ただ、おせっかいを焼きすぎて、あまり熱心にかかわりすぎることもまたなかなか厄介な問題であるといえます。適度が丁度いいのですがこれが難しいところでしょう。

 

がんばろう、という言葉ひとつでも言い回しでかなり印象が違うように、またシチュエーションによって感じ方が異なるように、言葉が出ないのであれば無理にがんばってしゃべり続ける必要はありません。

 

ただ近くに理解して寄り添ってくれる、これだけでかなり力になる男性は多いものです。

 

もちろんサポートはあったほうがいいのですが、時には口を閉ざすこともひとつのやさしさの形として有効であるということを覚えておいてください。

 

精力が上がる食べ物をすすめる

EDに効果的なアドバイスとして、精力のつく食べ物をすすめるというものがあります。

 

もし、全体的な男性機能が落ちてきている場合、また身体のバランスが崩れている場合など、身体に元気を与える食物を摂取することで、身体全体の活力を向上できることがあります。

 

多くの場合において、身体的・精神的にかかわらず、EDに陥る人は生活や体内のバランスが崩れていることが少なくありません。最も効果的であるといわれている食事は、亜鉛を含むものです。

 

男性機能をつかさどる男性ホルモンの原材料となるのが亜鉛であり、現代人においては総じて不足しがちな栄養素であることも知られています。

 

アーモンドやゴマ、抹茶、牡蠣などは多くの亜鉛を含んでいますから、積極的に摂取を勧めてみると良いでしょう。逆に、高カロリー、高脂肪、低蛋白食は避ける努力をしていかなくてはいけません。

 

食生活が乱れていたり、栄養バランスを考えずに摂取すると、人間の身体はカロリー過多、脂肪過多、たんぱく質不足に陥りがちです。

 

これらは、EDに限らす、高血圧や糖尿病、動脈硬化の引き金となり、悪化させる他、これらの慢性疾患自体がEDを悪化させてしまうという負のスパイラルを生んでしまう結果となります。

 

食生活を健康にするだけでもかなり効果があるといわれていますから、是非試してみてください。

 

疲れが取れるサプリメントを渡す

現代では、サプリメントと呼ばれる非常に優れた健康食品が登場しています。これは、普段の食事に加えて、不足しがちな栄養素を補うことのできるありがたい存在です。

 

さすがに毎日タブレットのみで生活というのはやりすぎであり、必ず身体を壊してしまいますが、特に男性機能を高めるための亜鉛をはじめとする物質をサプリメントで摂取するというのはひとつの手でもあります。

 

これらは飲みやすいようにタブレット化されており、かさも少ないですから、十分に食事と一緒に内服することができます。

 

ただ、もし慢性疾患や精神疾患をはじめとした医療機関から処方された薬を内服している場合、飲みたいと思っているサプリメントとの相性が悪い可能性があります。

 

こうした場合には、必ずかかりつけ医にこのサプリメントを飲みたいといった相談をされることを強くお勧めします。

 

医師に相談することで、副作用を最小限に抑え、機能の向上を期待することが出来るためです。

 

ED以外の悩みを聞く

EDは身体的・精神的双方に結びつく問題でもあります。また中には原因が分からないケースも数多く存在します。

 

こうしたたとえ原因が分からないケースであったとしても、精神的な素因やストレスといった部分は目に見えないものですから、非常に可能性が農耕となります。

 

身体的な素因であったとしても、精神的なストレスや負荷を減らすという治療は等しく行われますから、必ず必要になるといえるでしょう。

 

パートナーが出来ることとして、一度原因について話し合ってみるということです。

 

特にEDに関連した性生活だけでなく、仕事でのストレスや生活スタイルなど、一見直接的に結びつかないところこそ、非常にネックとなっていることも多いのが原状です。

 

それとなく悩みを聞いていくうちに、生活状態や健康状態、仕事でおかれている状況なども分かりますから、原因が見つかりやすいとされています。

 

特に本人が気づいていないストレスを抱えていることも多く、こうしたパートナーならではの解決策は非常に有効です。

 

もっとも生活に密着して深いところまで聞きだせるのは、他でもないパートナーでしょう。

 

友人や同僚に相談相手を持つ人もいますが、パートナーとの会話とは踏み込める深度が異なることを覚えておきましょう。

 

まとめ

Thumb bengoshi

どうでしたか。EDに関するさまざまな情報をご紹介してきました。

 

EDという状態を考えたときに、思わず笑ってしまう方もいるかもしれませんが、身体的にも精神的にも深く結びついたなかなか難解な疾患であることが少しでもご理解いただければ幸いです。

 

実際の治療の現場でも、カウンセリングをはじめ多くの心理的な処置もありますが、パートナーの理解や協力があるのとないのとでは、かなり結果が異なるというのもまた事実です。

 

相手だけでなく2人の問題として捉え、双方共により良い生活がおくれるよう助け合える関係が築いていけると良いですね。

 

対応や接し方に困っている人などは是非参考にしてみてください。

 

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